シュウジデイファーム在厩のステラリード’23は、週1~2回のBTC(軽種馬育成調教センター)入りを開始しています。9月上旬の馬体重は391kgです。
◇岸本担当のコメント 「きょうだい同様に走れる格好をしています。今はまださすがに手が掛かりませんが、自分を持っていそうな馬ですので、これから進めていくなかで気性面がどういった方向に出てくるかでしょう。走行フォームなどにも気をつけながら、普段は場内でハッキング2000m程度、BTCでは屋内トラック馬場にてハッキングキャンター600~1200mを消化しています」
-----
シュウジデイファームさんがステラ仔の面倒を見るのは本馬で何頭目になりますかね。
特に、キングエルメス以降はほとんど毎年のように育成にかかわっておられますから、本馬についても『現状手が掛からない』からと言って簡単にダマされることはなく、「気性面がどういった方向に出てくるか」と「(頭の高い)走行フォーム」について、最初からそれなり以上の警戒感をもって確認、対応して頂けるということでしょう(^^;)
しかし、改めて動画を見ると本当に良い馬ですよね。
まあ、頭の高い走行フォームが容易に想像できるところなど、いかにもステラリード産駒ではありますが、ステラリードらしさがあるのは決してマイナスではないですし、その点は全兄アスロスとひと味違う部分なのかなと。
来週のツアーでは実際にこの目で確認することができますので、キングエルメス以降、最高のデキじゃないかと感じた私の勘が正しいのかどうか、ドキドキしながら確認したいと思います!(でも、正解かどうかは1年後に答え合わせかな(^^ゞ)
【様似木村牧場在厩時のステラリード’23:公式HP(2024/8/23更新)より】
シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23は、現在は、おもに場内でハッキング2000m程度を消化しています。9月上旬の馬体重は392kgです。
◇岸本担当のコメント 「それほど大きな馬体ではないのかもしれませんが、バランスが良く、しっかりしている感じ。性格も大人しそうですし、問題なく乗れていますよ。まずは場内で基礎的なものをしっかりと教え込み、来月からBTC(軽種馬育成調教センター)入りへと移行していきたいと思います」
-----
8月中旬に423kgあった馬体重が392kgに減っていますが、これはその間にシュウジデイファームへの移動があったこと、初期馴致をこなし、トレーニングが始まったことによる一時的なモノでしょう。
岸本さんからは「バランスが良く、しっかりしている」とのコメントも出ていますし、初期のトレーニングも問題なくこなせているようですから、身体が減ったからと言って特に心配する必要はないと思います。
そして、来月からはいよいよBTCでの調教が始まるようです。
血統背景、生産者である木村さんの本馬への期待の大きさなどから、すでにかなりの期待を集めてしまっているのは可哀相かもしれませんが、こういう馬はそれを乗り越えていくのが宿命ですからね。かくいう私も、これまで出資をしてきた牝馬以上の結果を期待していますし、母ディメンシオンを超える活躍が見られるのではと考えています(^^ゞ
と言いつつも、それはこれから始まる調教、様々なケアなど日々の積み重ねがあってこそ。どんな馬でも一足飛びに強くなることはできませんから、まずはとにかく健康第一で、順調にトレーニングを積み重ねて欲しいと思います!
【パカパカファーム厚賀分場在厩時のディメンシオン’23:公式HP(2024/8/23更新)より】