シュウジデイファーム在厩のキングエルメスは、引き続き、おもにBTCの屋内ダートトラックや屋内坂路を中心に、ハロン14~22秒ペースのキャンターを乗り込まれています。4月下旬の馬体重は502kgです。
◇石川代表のコメント 「週1~2回速めを入れており、今週は火曜日に3F40秒を切るぐらいで登坂。反応良く、しっかりと動けていました。先日来場した調教師によれば、『6月上旬の検疫で函館競馬場へ入厩させましょう』とのことでしたので、ゲートについてもより入念に練習を重ねているところです。今後、環境が変わっても落ち着いて物事に臨めるかどうか。このあたりが一つ課題となってきそうですからね。普段の管理から色々と場所を変えるなどして慣らしています」
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いやぁ、本馬については早めの始動もあると思っていましたが、どうやら本当に早そうですね!
トレーニングの進捗、評価については、週1~2回の速めを含めて乗り込まれており、3F40秒を切るぐらいでも「反応良く、しっかりと動けている」とのことなので、現状での動き、仕上り具合は同時期の半兄カイザーノヴァより上でしょう。馬体も502kgと負荷が上がっても減りませんし、これはかなりの期待ができそうです。
ちなみに半兄カイザーノヴァは、ちょうど1年前の5/22にはこんな近況報告になっていました。
【カイザーノヴァ】ラストのもうひと頑張りが課題
シュウジデイファーム在厩のカイザーノヴァは、おもにBTCの坂路または屋内直線ウッド馬場でハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。週1回の速めを継続して乗り込まれています。
◇石川代表のコメント
「3F40秒前後を織り交ぜながら、引き続きしっかりと乗り込んでいます。気合いを表に出していい感じで登坂していきますが、ラストのもうひと頑張りはこれからといった様子。まだまだ成長の余地がある馬ですし、雰囲気は感じますので、今後の鍛錬による変化に注目したいところです」
3F40秒前後を乗られているのは同じですが、カイザーノヴァは「ラストのもうひと頑張りはこれから」、「今後の鍛錬による変化に注目」と言われていて、決して手放しで褒められていたわけではないんですよね。それに比べると、キングエルメスには課題らしい課題がないのだと思いますし、だからこそ、ゲート練習や環境変化への対応など『走ること以外の部分』にも力を入れているのでしょう。
こんなに順調だと少し緊張してしまいますが、ここまで来たら、あと数週間を無事に過ごし、思惑通りに6月上旬入厩~早期デビューを実現させて欲しいです。カイザーノヴァは新馬勝ち、そして3戦目でクローバー賞を勝っていますので、簡単にそれを超えろとは言いにくいですが、とりあえず、少し大きめの期待をしておきたいと思います(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のキングエルメス:公式HP(2021/5/7更新分)より】
パラスアテナのあたりから右肩上がりですね。
ステラ仔はステラ出資の縁でずっと追いかけてます。
これも一口の楽しみの一つですね。
楽しみ過ぎると逆に緊張してしまいますが、本当に課題らしきものがなくて順調ですね。
将来、ステラリードは複数の重賞勝ち馬の母として名を残すかもしれません(^^)