【フェアリーS】エリカエクスプレスが3馬身突き抜けデビュー2連勝!:サンスポZBAT!
第41回フェアリーステークス(3歳オープン、G3、牝、芝・外1600m)は、戸崎圭太騎手の2番人気エリカエクスプレス(栗東・杉山晴紀厩舎)が道中3番手の位置につけると、直線で前をあっさりと交わし突き抜けデビュー2連勝。重賞初制覇で賞金加算に成功し、春の大舞台へ弾みをつけた。戸崎圭太騎手は2010年から16年連続JRA重賞制覇。タイムは1分32秒8(良)のレースレコード。
3馬身差の2着にはティラトーレ(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にエストゥペンダ(9番人気)が入った。
エリカエクスプレスは、父エピファネイア、母エンタイスド、母の父Galileoという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬。通算成績は2戦2勝。重賞は初勝利。杉山晴紀調教師はフェアリーS初勝利、戸崎圭太騎手は2014年オメガハートロック、18年プリモシーンに次いで3勝目。
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例によって、ほとんどが1勝馬というメンバーで行われたフェアリーステークスを勝ったのは、デビュー戦を勝ったばかりのエピファネイア産駒、エリカエクスプレスでした。(1分32秒8のレースレコードは立派!)
内容的には1000m通過が57.3秒の流れを3番手に先行しても折り合いはギリギリ、前半はスピードの塊のようなレースぶりでしたが、4角から直線に入ったあたりで馬ナリで前を交わし、さらに中山の坂を楽々とこなしていったところなどは、単なるスピード馬ではないスタミナ、底力も感じさせてくれました… と思って血統表を見直すと、単にSadler’s Wellsクロスがあるだけでなく、一歩間違うと古めかしいと言われそうな『重厚系』でした(^^ゞ
そうですねぇ、今日の一戦だけでは何とも言えませんが、今後、ハイペースのマイル戦でもギリギリだった折り合い面に進境があれば、桜花賞はもちろん、その先を見据えることだって可能な血統構成じゃないかと思います。
ちなみに三嶋牧場さんはバスラットレオンを筆頭に、現役ではジーベックなどでもお世話になっていますし、杉山晴紀調教師はベルミュール’23、サダムノンノ’24といった募集馬の管理をされています。(両馬ともに非出資ですけれど…)
だから何だと言われるとアレですが、少しでも関連している牧場や調教師、ジョッキーなどの馬が活躍するのは悪い気分ではないですね。。あ、もちろん、それが自分の出資馬であれば言うことなしなのですが、それはなかなか(^^;)
**2025/1/12中山11R フェアリーステークス(G3/芝1600m)・良**
フェアリーステークス【2025年1月12日中山11R】:競馬ラボ
勝った馬は、パドックでも良かったですし、杉山先生も臨場されていて、気合いを感じる1戦でした。
それにしても、中山の1600を外枠の馬が速いタイムで押し切るとか…馬券的にも全くいいところがない1戦でした。
勝った馬は強かったですね。
1分32秒8だと、ちょっと強いぐらいでは厳しいですし(^^;)
でも、きちんと重賞に出ているのが素晴らしい!
強かったと思います。
現状では折り合いが厳しそうですが、強いのは強いですよね。
そう考えると、桜花賞1600mからオークス2400mってのは、今さらですがキツイ路線ですよねぇ(^^;)