レース後の検査において歩様に乱れが認められたため、大事を取ってドバイへの転戦を断念。27日のフライトで日本へ帰国することとなりましたので、取り急ぎお知らせいたします。
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ありゃりゃ…
マイルCS後に時間をかけて、充分準備をして臨んだ今回の遠征だったのですが、結果だけを見れば、どこか本調子でないところがあったのかもしれません。いや、それと歩様の乱れが関係しているとは言えないのですが…。
詳しくは帰国をしてからになるのでしょうが、とにかく大きな怪我でないことを祈るのみです。
その上で、もしも大したことがないのであれば、ドバイをパスして帰国できたことは、今後のバスラットレオンにとってあながちマイナスばかりではないのかもしれません。何となくレースに対する前向きさと言いますか、以前のような『走るのが楽しくて仕方がない』みたいな雰囲気が薄れている気もしますし、こういう時に続けてレースを使っても良くないかもしれませんしね。
歩様の乱れは心配ではありますが、まずは無事の帰国を、そして、いずれ復活の日が来ると信じて見守りたいと思いますm(_ _)m
先週はバスラットレオンが1351ターフスプリントに出走、昨年に続く連覇を期待されたものの、ゲートで後手を踏んでアッという間に挟まれて終了…。誠にほろ苦い結果に終わってしまいました。
このあとは昨年同様ドバイに向かい、ゴドルフィンマイルでの巻き返しを狙いますが、このところの運の無さ、ツキの無さを考えると…。いやいや、やる前から弱気になってはいけません。一日一善も含めて日々運気上昇を願いつつ、前を向きたいと思います。
その意味では、今週出走するピ―クブルームにも是非とも頑張って欲しいです。正直、まだ頼りないところだらけなものの、昨年よりは走れるようになってきた雰囲気はありますし、少しずつでも着実に前進することが大事ですからね。いきなり勝つまではどうかと思うものの、右回りの方がスムーズとの話もありますし、中山の2000m戦で覚醒!を期待したいと思います。
しかし、全体的に今年は本当に厳しいスタートで…。一頭でも二頭でも明るい話題を提供して欲しいのですが、故障明けの馬も含めて、どの馬もモヤモヤッとした状況にあるというのが現状です。
こういう時にあまりジタバタしてもうまくいきませんので、あまり成績のことを考え過ぎずに、気長に救世主になってくれる孝行馬の出現を待つしかなさそう…ですねぇ。。今週末には周年記念募集馬の全容公開もありますが、もう少し運気が上がってこないと、新たな出資への意欲もわいてきませんね。(クラブには怒られちゃいそうですけれど(^^;))
そうだっ! こういう時にはやはりパン!!
【日替わり🍞】
— アローの中の人(非公式) (@arrowstud_staff) February 25, 2024
サウジカップ歴史的勝利から約1年…
人たらしヤンキー🍞🥕よこせや!と言わんばかりの鼻ドン…そして🥕食べて満足したのかすぐ草を求めてフラフラとどっかに行ってしまう🍞#日替わりパン #パンサラッサ#人たらしパン #ヤンキーパン#草ハムハムパン #牧柵で目が隠れて容疑者パン… pic.twitter.com/ZSM829ZTNC
【日替わり🍞】
— アローの中の人(非公式) (@arrowstud_staff) February 24, 2024
①青空と🍞
②至近距離🍞
③クンクンクンクン シェェェェェェェー スン あっちいこな🍞#日替わりパン #パンサラッサ#何気に待ち受け向けかも#なんちゅう目してるんや#逆光ごめんなさーい#馬 #競馬 #種牡馬#アロースタッド pic.twitter.com/uHEc92ZadP
**出資馬の状況**
【中山記念】マテンロウスカイが先行抜け出しV!横山典弘騎手はレース6勝目:サンスポZBAT!
(中山記念、2024年2月25日 15:45、G2、中山11R、芝・右1800m)
第98回中山記念(4歳以上オープン、別定、G2、芝・右1800m)は、横山典弘騎手の7番人気マテンロウスカイ(セン5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が3番手追走から直線半ばで抜け出しV。重賞初制覇を飾るとともに、大阪杯(3月31日、阪神、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。56歳0カ月3日の横山典弘騎手は、自身が持つJRA最年長重賞勝利記録(55歳10カ月23日:1月14日京成杯のダノンデサイル)を更新。タイムは1分48秒1(稍重)。
2馬身差の2着には逃げ粘ったドーブネ(10番人気)、さらにクビ差遅れた3着にジオグリフ(4番人気)が入った。なお、1番人気のソールオリエンスは4着、2番人気のエルトンバローズは7着に敗れた。
マテンロウスカイは、父モーリス、母レッドラヴィータ、母の父スペシャルウィークという血統。通算成績は17戦5勝。重賞初勝利。松永幹夫調教師は中山記念初勝利、横山典弘騎手は1996年サクラローレル、2008・09年カンパニー、14年ジャスタウェイ、20年ダノンキングリーに次いで6勝目。
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今年の中山記念は7番人気のマテンロウスカイが勝って10番人気のドーブネが2着、3着には4番人気のジオグリフが入って3連単が54万という波乱になりました。有馬記念以来の今年初戦だった1番人気のソールオリエンスは、直線で外からよく追い込んできたものの4着まで。開幕週の稍重で、結局、前残りの競馬だったことが響いたように見えました。
(余計なお世話ですが、ソールオリエンスにはもっと頑張って欲しいんですけど…)
それにしても、1~3着までが前に行った馬、4~5着が4角10番手より後方の馬と、かなり極端なレースになりました。。稍重で1000m通過が58.6秒ですからペースは速かったと思いますが、上りが掛かる消耗戦に強い馬が前にいると、後方待機の馬は、実力が余程突き抜けていないと苦しくなってしまいますよねぇ…。
最近の重賞を見ていると、以前のように『ドスローからの瞬発力勝負』が減った気もしているのですが(多少はパンサラッサの影響もあるのかな?(^^ゞ)、何と言いますか、もしかしたら、中距離戦でもスタミナや底力を含めた総合力が問われる時代になった(戻った?)のかも…。いや、個人的にはその方が面白いのでOKなんですけど、どうなんでしょうね(^^)
**2024/2/25中山11R 中山記念(G2/芝1800m)・稍重**
中山記念【2024年2月25日中山11R】:競馬ラボ
1351ターフスプリント(G2/芝1351m)で10着となったバスラットレオンの関係者コメントです。
◇矢作調教師のコメント 「スタートで出遅れてすぐに周りに囲まれてしまい、それでも行こうとしたら、また挟まれてしまう格好に。馬場の内外などは関係なく、今日の敗因はスタートがすべてでした。何とかドバイで巻き返したいと思います。すみませんでした」
◆クラブのコメント 「スタートでの遅れを取り戻そうとしたところで両側から挟まれてしまい、行き場がなくなりブレーキを踏む苦しい形。前目に行って押し切るような競馬が身上の本馬だけに力を発揮することができませんでした。なお、このあとは、「ほどなくドバイ入りして、3月30日ドバイ・メイダン ゴドルフィンマイル(G2・ダ1600m)に備える予定」(厩舎陣営)となっています」
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矢作先生としても、今日のような内容では他に言いようがないですよね… と言いますか、今日は敗因がハッキリし過ぎていますので、「何とかドバイで巻き返したい」とのコメントさえ聞ければ、それが全てだと思います。
まあ、ゴドルフィンマイルだって簡単なレースではないわけですが、バスラットレオンらしさを全く出せなかったという点において、今日ほど不完全燃焼感が残るレースも珍しいですからね。つまり、絶対に次は今日より良いレースになるはずで、まずはクルッと気持ちを切り替えたうえで、改めてゴドルフィンマイルに向けて気持ちを作っていきたいですm(_ _)m
キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた1351ターフスプリントに出走したバスラットレオンは10着でした。
【レース内容】痛恨の出負け。外の馬に寄られてゴチャついてしまい、結局、中団後方に下がるカタチになってしまいました。その後もペースが流れていた所為か、ポジションを上げるタイミングもなく、4角最後方となってはバスラットレオンの良さを出せるレースではなくなってしまいました。それでも頑張って直線で4頭を交わしての10着入線。まあ、今日は仕方がないとしか言いようがないですね(^^;)
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いやいや、これではどうにもならない…
一番、マズいパターンにハマってしまいました(^~^;
坂井瑠星騎手が上手く調整してくれて、昨年同様ゲート入りが最後になりましたし、マトモに出てくれると思ったのですが…。逃げられないパターンも覚悟はしていたものの、まさか4角最後方の競馬になるとは考えていませんでした。
でもまあ、こういうことがあるのが競馬ですし、力負けでないのも確かですから、『江戸のカタキは長崎』ならぬ、サウジのカタキをドバイで討つつもりでゴドルフィンマイルに向かうしかないですね。
連覇のチャンス充分と考えていただけに残念ですが、まあ、しゃーないしゃーない、切り替えていきましょ!!
フォーエヴァーヤング、リメイクの連勝で、こりゃあイケちゃうかも…と思ったんだけどなぁ(^^;)
【1351ターフスプリント】日本馬は2着のララクリスティーヌが最先着 制したのは英国のアナフ:サンスポZBAT!
サウジカップデーが24日(日本時間同日深夜)、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、1351ターフスプリント(G2、北半球産4歳以上・南半球産3歳以上、芝1351m)では、日本馬は直線外から伸びてきたクリスチャン・デムーロ騎手のララクリスティーヌ(牝6歳、栗東・斉藤崇史厩舎)の2着が最先着だった。この日の日本馬の連勝は「2」で止まった。
同じく日本から参戦した松岡正海騎手のウイングレイテスト(牡7歳、美浦・畠山吉宏厩舎)は4着、クリストフ・ルメール騎手のアグリ(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)は6着、バスラットレオン(牡6歳 栗東・矢作芳人厩舎)は10着だった。
勝ったのは英国のアナフ。タイムは1分17秒88(良)。
当日の朝になりました!(正確には、発走時刻は日付マタギになりますけれど)
日本時間の2月24日(土)深夜に始まる🇸🇦#サウジカップデー !今年は計6競走に22頭の日本馬が出走を予定しています。
— JRA World Racing (@JRA_WorldRacing) February 22, 2024
JRAでは9Rサウジカップ(G1・ダート1800m)のみ勝馬投票券を発売します。
📺テレビ📻ラジオ中継https://t.co/5Zj4EiKqTU
🐎勝馬投票券https://t.co/3p6i0cNQRX pic.twitter.com/xcjT9l3Eik
史上初の1351ターフスプリント連覇を狙うバスラットレオンは、現地でもとても落ち着いて過ごしているようです。
まあ、バスラットレオンはサウジ、ドバイ、欧州など世界を股にかけて活躍してきたベテランですからね。前川恭子技術調教師が「日本ではピリピリしている印象だったのにこっちではリラックスしている」と感心しておられますが、もともと彼はそういう性格ですし、チーム丸ごと海外遠征慣れしているので、むしろ海外にいる方が落ち着くのでしょう(^^ゞ
しかし、英サセックスSでBaaeedの4着って、今さらながら勲章になってますよね!
【サウジ現地発】バスラットレオンは史上初連覇へ「フレッシュな状態」矢作師/1351ターフS:極ウマ・プレミアム
【リヤド(サウジアラビア)=木南友輔】サウジアラビア建国年にちなんだ距離で行われる1351ターフスプリント(G2、芝1351メートル、24日=キングアブドゥルアジーズ)には日本から4頭が参戦する。
バスラットレオン(牡6、矢作)はレース史上初の連覇がかかる。22日朝は矢作師の前でダートコースを軽快に駆け抜けた。
トレーナーは「彼は英国、フランス、ドバイ、サウジアラビア、韓国・・・、いろいろな国に行っていますし、今回はサウジに戻ってきて、幸せそうにしています」と馬の様子を語り「(昨年は7番枠で今年は10番枠だが)正直、もう少し内が良かったです。このレースに照準を絞って、フレッシュな状態で来たので、調子はいいと思う。この1351という微妙な距離がバスラットレオンには非常に合っている」とレースへ向けた見通しを語った。
一昨年はドバイのゴドルフィンマイルを逃げ切り、昨年は1351ターフスプリントを逃げ切り。4歳シーズンには欧州へ遠征し、英国のサセックスSでバーイードの4着、フランスのジャックルマロワ賞はインスパイラルの7着だった。キングアブドゥルアジーズ競馬場のスタンド外壁には「広尾レース」の青い勝負服(昨年のサウジC制覇パンサラッサの吉田豊騎手)がどでかくプリントされている。今年もこの青い勝負服がサウジで躍動する。
22日、調整するバスラットレオンと矢作師(撮影・木南友輔)Photo by 極ウマ
#前川恭子 技術調教師が矢作厩舎のサウジ遠征に同行
— 週刊Gallop(Weekly Gallop) (@gallop_keiba) February 23, 2024
「主にバスラットレオンの手入れを手伝っていますが、日本ではピリピリしている印象だったのにこっちではリラックスしている。人も海外遠征だからって気負っていないですね」https://t.co/HpTx7ohpb7
おさらいですが、バスラットレオンは馬番4のゲート番は10(14頭立て)。矢作先生は「もう少し内が欲しかった…」と仰っていますが、おそらくウイングレイテストとの関係性だけだと思いますので、実際にはそれほど気にしなくて良いでしょう。
ブックメーカーオッズでは、相変わらずミステリアスナイトが頭一つ抜けていて、2番手グループにアグリ、バスラットレオン、マチルダピコット、アートパワーが続く…という感じになっています。ただし、日本馬vs外国馬の比較はそもそも難しいですし、どういうレースをしてくるのかもあまり分かっていません…。まあ、バスラットレオンがベストのパフォーマンスをすれば、そりゃあイケちゃうんじゃないですかね?と単純に考えています(^^)
【🇸🇦#1351ターフスプリント】
— netkeiba (@netkeiba) February 22, 2024
数字は馬番-ゲート番
1-2🇯🇵アグリ/ルメール
2-12🇬🇧アナフ/ライアン
3-13🇬🇧アートパワー/アラン
4-10🇯🇵バスラットレオン/坂井
5-3🇧🇭バイライン/モッセ
6-11🇸🇦コールドフロント/フェレイラ
7-1🇸🇦ドクターゼンプ/サエス
8-6🇬🇧ジャンビー/スミヨン…
1351ターフスプリント オッズ
— 𝐉🅤𝐍 (@tetrarch1911) February 22, 2024
3.50 ミステリアスナイト
6.00 アグリ
7.00 バスラットレオン・マチルダピコット
8.00 アートパワー
13.0 アナーフ
15.0 ウイングレイテスト
17.0 ララクリスティーヌ
21.0 ドクターゼンプ・ジャンビー・ラーエド・キングゴールド
34.0 バイライン
51.0 コールドフロント
ちなみに矢作先生、どうせ来るなら『やはりメインのサウジカップにも馬を連れてこないといかんな…』と思ってるんじゃないでしょうか。近い将来、ジーベックとかゴッドフロアー’22とかで挑戦できたら盛り上がるんですけどねぇ…(^^ゞ
🥹♥️ #パンサラッサ
— The Saudi Cup (@thesaudicup) February 22, 2024
Yoshito Yahagi #矢作芳人 says hello to an old friend and showed us his G1 Saudi Cup winning jacket.#サウジカップ | #競馬 | @JRA_WorldRacing pic.twitter.com/k6nKsBiyRD
そんな中、昨年の主人公、パンサラッサは今やニンジンさんに夢中のようです(^^)
【日替わり🍞】
— アローの中の人(非公式) (@arrowstud_staff) February 23, 2024
やっぱり🍌より🥕が1番だよね!の🍞#日替わりパン #パンサラッサ#歯応えのある方がいいパン#おやつはやっぱにんじんしか勝たん#馬 #競馬 #種牡馬#アロースタッド pic.twitter.com/lfkPSD54d9
◇蛯名調教師のコメント 「だんだんと状態が上向いてきましたし、牧場ではすでに小さい障害を飛んでいましたので、ここからはトレセンのほうで。ジョッキーにも乗ってもらい、大きな障害まで飛ばしてみて、そのセンスや感触を窺っていきたいと思います。もちろん平地という選択肢もありますが、まずは障害練習から着手していきましょう」
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今週水曜の近況で、ジェットレーシングにおいて「練習初日から50cmほどの障害を飛んだ」こと、そして「段階的に進めつつ、さらに様子を窺っていきたい」と伝えられていたセントアイヴスが、なんと電撃的に美浦トレセンに帰厩、障害練習についてはトレセンで(ジョッキーに乗ってもらいながら)進めていくことになりました。
もちろん、障害飛越はきちんと勉強しないとダメですし、早い段階からジョッキーに面倒を見てもらえるならそれに越したことはありません。その点、今回の蛯名先生のご判断はありがたいものですし、ジェットレーシングからの現状報告を確認したうえで、それなりに期待をされているのだとしたら、なかなか嬉しい話です(^^ゞ
ちなみに最終的に平地に戻ることも可能性としてゼロではないでしょうが、例によって現状ではレース選択と除外のハードルがありますし、蛯名先生が仰る通り、まずは障害練習をきちんとこなし、障害デビューをめざす流れを優先で。。その上で、障害練習による心身の成長やトモの強化が実感できたとき、平地については改めて考えるでイイと思います。
ところで、セントアイヴスに付き合ってくれる障害ジョッキーは誰になるのかな??
【2023/12/3中京12R 栄特別(1勝C/芝2200m)でのセントアイヴス:公式HPより】
バスラットレオンは2月24日(土)サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ6R 1351ターフスプリント(G2・芝1351m)に坂井瑠星で出走します。
- 24.02.13 助 手 栗東坂良 1回 52.3-37.6-24.4-12.1 馬ナリ余力
- 24.02.07 助 手 栗東CW重 6F 79.5-65.0-51.4-37.0-12.2(7) 一杯に追う
フォーエバーヤング(三オープン)一杯の外0.5秒先行0.4秒遅れ
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概ね国内で仕上げは済ませていますので、火曜日の最終追い切りはごく軽い内容。それでもフォーエバーヤング、リビアングラスに比べてしっかりやれているのは良いことだと思いますし、少なくとも昨年並みに状態が良いのは間違いないですね。
岡助手のコメントにも自信が滲み出ていますし、ここまでは本当に予定通りの調整ができている、そしてバスラットレオンがそれに応えようとしているのがヒシヒシと伝わってきます!
レースを中東でやる以上、そしてバスラットレオンがディフェンディングチャンピオンである以上は、ノーマークで逃げられる…なんてことにはならないでしょう。最終追い切りの動画を見ても、陣営が『余力を保って4角に入りたい…』と考えている様子が感じられますし、おそらくは、4角で逃げるウイングレイテストの外に並びかけるカタチを狙っているのではと…。
いずれにしても、良い状態で本番に臨めそうなのが何よりです。ここまで来たら現地の皆さん、レースでは坂井瑠星騎手に全てをお任せし、こちらは腹を括って応援あるのみです。そして、最大の敵である寝落ちだけには気をつけたいと思います!
【キングアブドゥルアジーズ競馬場のバスラットレオン:公式HP(24/2/22更新)より】
美浦トレセン在厩のピークブルームは、21日にウッドを併せ馬で追い切られています。2/21の馬体重は442kgです。
- 24.02.21 吉田豊 美南W重 6F 86.8-70.2-54.6-39.0-11.8(4) 直強め追う
メイショウソムリエ(三未勝)馬ナリの内0.7秒追走同入
- 24.02.18 助 手 美南坂良 1回 57.7-41.0-26.6-12.7 馬ナリ余力
メイショウソムリエ(三未勝)馬ナリに0.6秒先行同入
- 24.02.14 吉田豊 美南坂良 1回 54.5-39.0-25.9-13.0 馬ナリ余力
ピエフォール(古馬1勝)馬ナリに0.3秒先行同入
◇蛯名調教師のコメント 「直前で仕掛けられて一旦抜け出すもパートナーに来られて併入。吉田豊騎手によれば、『やる毎に良くなっていますが、右にモタれ気味でした』とのこと。原因は定かではありませんが、まだ体のバランスが取れていないのが一因かもしれません。とはいえ、先週よりはウォーミングアップ時や追い切りでの動きも良かったようですし、周回が左回りから右回りに変わったのも良かったのではないでしょうか。適性についてはまだ何とも言えないものの、前走で終いに少し脚を使っていましたので、牝馬同士の芝2000mに向かい、今後を占っていければと思います。来週3月3日(日)中山6R 3歳未勝利・牝(芝2000m)の予定です」
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まだ100%満足の内容とはいきませんが、先週の追い切り後のコメントに比べて、今週はだいぶ前向きになってきたのは確かです。まあ、目標レースまでにはまだ一週間ありますし、さらに良化する余地もありそうですから、ここは目標変更せずにチャレンジする方針で良いだろうと思います。(先週は『出走延期しても…』と一瞬考えましたが(^^;))
それにしても、本馬に関しては蛯名先生と吉田豊騎手がタッグを組んで、実に細かいところまでチェックをしてくれていますよね。最後は結果が全てとは言え、そこに至るプロセスを大事にするのは、ピープブルームのような難しさのある牝馬には必要なことだと思いますし、そういう積み重ねがいずれいきてくるだろうと思います。
ということで、まずは3/3の中山芝2000m戦でどこまでやれるのか。。何となく、馬が自信を持つことも大切な気がしますので、良いイメージでレースを終えられる流れになって欲しいと思います。頑張れ!m(_ _)m
【美浦トレセン在厩のピークブルーム:公式HP(2024/2/22更新)より】
栗東トレセン在厩のマジックブルーは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇金羅助手のコメント 「軽い運動で状態を窺っていますが、特に目立った疲れや反動は見受けられず、いい意味で変わった様子はありません。前走で発走委員から注意を受けていますので、次回はより厳しい目が向けられる可能性もありますからね。発走調教再審査になるのは避けたいところ。よって、まずはしっかりと練習を重ねた上で、次走を考えていくことになります」
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前走では最後まで頑張ってくれましたし、着順としても初めての掲示板に載りはしたものの、(練習していたにも拘らず)ゲートの課題がモロに出た末の結果でもあったので、全面的に喜べるレースにならなかったのも確かです。しかも、レース後に発走委員から注意を受けていたとなると… (目立った疲れや反動がないのは良かったのですが…)
その意味では、金羅助手の「発走調教再審査になるのは避けたい」というのは確かにその通りだと思いますし、再審査をくらう前にきちんと練習をして問題を解消しておきたい、というのは正しい(?)アプローチだと思います。
まあ、走りやレースぶりにはそれなりの進歩が見られただけに、ゲートの課題を引きずってしまうのは勿体ないですからね。次走に向かうにあたっても、ここでしっかり練習しておくことは必ずプラスになるはずなので…。そうですねぇ、少し時間が掛かっても、一緒に走る馬たちに迷惑をかけない自信がついてからの出走で仕方がないかもしれませんm(_ _)m
【2024/2/18京都3R 3歳未勝利(ダ1900m)でのマジックブルー:公式HPより】