わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

教程について

2008-10-22 22:09:52 | 教程 (陶芸全般を学ぶ)
 陶芸教室や、カルチャーセンター、公民館活動などで、陶芸を習う場合、

その教室独自の教程が、用意されているのが普通です。

 (場所によっては、印刷物で渡される所も有ります。)

 基礎から陶芸(特に電動ロクロ)をやりたい方、陶芸の技術を確実に習得したい方は、

 教程に沿って、学習する事になります。

  ・ 教程とは、習う(教える)事柄、習う順序、及び時間数、等の一種の予定表です。

  ・ 易しい事から始め、段々難しい事柄(技術)に進み、教程が終われば、一通りの事柄(技術)を

  学習した事になります。勿論、教程が終わったからと言って、技術を習得したことにはなりません。

   単に、陶芸とはどう言う物か、の全般を見たに過ぎません。

   (教程を行きつ戻りつ進む場合も多いです。)

  ・ 又 教程は、教える側からは、「こんな事を教えたい」、と言う意思が入っています。

   (習う方は、そこまで考えずに、ただ機械的に従い、付いて行くので精一杯の状態ですが)

   例えば、自分はお茶を飲まないから、湯呑みを作らず、コーヒーカップを作りたい、

   と言う方もいます。勿論、陶芸の目的は、欲しい作品を自分で作る事ですから、

   湯呑みを作りたくない、と言う事も解かりますが、教える側からすると、教程を一つ抜かす事は、

   大切な事を教え損なう事になります。 (別の機会に教えるにしても)

  ・ そして初心者にとって、作品を作る以上に、大切な技術的な事柄が有ります。

 それが教程に、組み込まれているのです。

 教程通りに習う事が、陶芸が上手になる早道です。


 前置きが長くなりましたが、当陶芸教室「明窓窯」の電動ロクロの教程を例にして、

 その教程の各項目の、ポイント(指導したい点、学んで欲しい点)を述べたいと思います。

 当教室の電動ロクロの教程

 1 湯呑み3個            8 大皿 その2

 2 小鉢3個             9 小花瓶(一輪差し)

 3 小皿3枚             10 急須

 4 コーヒカップ、ソーサー付き  11 徳久利又は花瓶

  (マグカップ)           12 壷
 
 5 丼、蓋付き           13その他の作り方

 6 大鉢又は菓子鉢           (特殊な方法)

 7 大皿 その1
  
以上の様になっています。
  
次回より各項目を説明いたします。
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