東奔西歩の 『出路迦芽』 写真館

『人も歩けば...』でデジカメ片手に東奔西歩し出会ったお気に入りの写真と日々変化する富士山の写真をお届けします。

「日本列島縦断歩く旅」その66 8日目名寄市日進~宗谷本線智恵文駅

2010年05月08日 | 日本列島縦断歩く旅
5月8日(土)「日本列島縦断歩く旅」その66 8日目の今日は、宿でパンの朝食を取って、なよろサンピラーYHを7:34に出発し、なよろ健康の森、日進駅、名寄川に掛かるピヤシリ大橋、天塩川に掛かる恵名大橋、東雲峠、智恵文神社、天塩川に掛かる天智橋に立ち寄りながら宗谷本線智恵文駅まで約15キロの道のりを歩き13:36に今回の8日間の歩きを終えました。
当初の計画では、名寄ピヤシリスキー場の九度山(674m)に登ることにしていましたが、昨夜なよろ温泉サンピラーに連れて行ってもらった時に登山口を見るとまだだいぶ雪が残っており、天気も雲りの予報だったので、またの楽しみに取っておくことにして、30分早めてもらった朝7時からの朝食を取って出発しました。
朝食をYHで取ったおかげで、少し待てば日進駅に列車がやってくる時間となり、YHの近くから上り下りの列車の撮影を楽しんで、YHの裏のなよろ健康の森に登りました。
ピークの日進山(190m)山頂は、私有地で立ち入り禁止となっており訪れることはできませんでしたが、なよろ健康の森一番の高台にある風車公園はすこぶる展望が良くて名寄の街並みなどが見渡せ、時間に余裕がたっぷりあったので、ここで下界の景色を楽しみながらのんびりと過ごしました。
麓に降りてから日進駅に再び立ち寄り、13キロ余り先の智恵文駅目指して歩きました。名寄川、天塩川を渡ると延々と続く登り坂が待ち構えており、登りつめて行くとその正体は、東雲(しののめ)峠でした。
峠付近の丘に登ると名寄の街並みなどの展望が楽しめました。
東雲峠を越えて智恵文に入り、智恵文駅との分岐の智恵文11線にはバス停があり時刻表を見ると恩根内から名寄行きのバスが日中7:50から17:20まで8本もありました。
13:56の後は18:06の宗谷本線の名寄行きの列車とはえらい違いでした。
智恵文中学の前に結構大きな智恵文神社があったので、昨日北海道でお馴染みの旅人には安くて助かるセイコーマートで調達したオニギリで腹ごしらえをして、残り2キロの道のりを歩き、天塩川と再開し、20分の貯金を残して智恵文駅に無事にゴールすることが出来ました。
智恵文駅は、貨車を利用して作ったと思われる駅舎ですが、外側が綺麗に薄いピンク色に塗装されており、中も綺麗に掃除されており、長椅子や蛍光灯、コンセント、ゴミ箱、ホウキにちりとり、駅電話そしてトイレまであり、今まで出会った中で一番立派な貨車を利用した駅舎でした。
8日間の歩きを終わってみれば、234キロ、413,870歩の思い出の足跡を残すことが出来、「稚内まで○○○キロ」の道路標識も歓迎してくれるようになり、素直に歩けば宗谷岬まで200キロを切り、夢にまで見た宗谷岬を初めて身近に感じた今回の歩く旅でした。
アップした写真は、なよろ健康の森の風車公園よりの名寄の街並みなどの展望です。

今日の万歩計28168歩
佐多岬より319日目


日進駅にやってきた名寄方面行き列車


智恵文の守り神の立派な智恵文神社