さて、今回の散策の目的の一つは南禅寺の拝観と南禅寺水路閣の写真撮影です。
まだ現役のサラリーマンのころ、関西への出張の際に時間を捻出して半日京都で下りて散策することがたまにありました。
その際に見た南禅寺の水路閣を今回はじっくりと見てみたいと思っていました。
良くテレビのミステリー劇場の舞台になるので、前から再訪したいと願っていたわけです。
蹴上舟溜からの道は水門上の細い通路を通って裏に回り込みます。
(疎水分線-南禅寺水路閣へ)
疎水分線はオープンの水路で、水量が多く早い水路でした。
道幅もさして広くはありませんので、水の直ぐ脇を通る感じです。
(疎水分線-南禅寺水路閣へ2)
10分足らずで水路閣の上部にたどり着きました。
(水路閣上部)
だが待てよ!・・・
この水路は山に向かって流れている!・・・
これは、舟溜から歩いてきたのですから当然のことなのですが、京都の川は南に向かって流れるのが常識と思うので、なぜか逆に流れているという印象をぬぐえませんでした。
(南禅寺水路閣1)
(南禅寺水路閣2)
(水路閣説明板)
これは後からネットの情報で学んだことなのですが、分線は南禅寺近くの寺院や各邸宅の防火用水、潅漑他の水利用の配水に使われていたのですね。
では、哲学の道のそばの水路も銀閣寺方面に流れて居るのですね?。
この疑問の解決に下記のホームページを参考にさせて頂きました。
京都市水道局 琵琶湖疎水の歴史(3)疎水分線へリンク
次回の京都訪問では、哲学の道の流れの方向を確かめなくてはなりません。
下記のホームページも併せてご覧下さい。京都を語るほど知識が無いので写真集です。
ひろさんの旅枕へリンク
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