● スーパー
毎日、家人のお供で買い物に出かけます。
散歩を兼ねて、荷物運びを分担し、しかも、献立コンサルタントという役割でしょうか?
近くの大手スーパーの開店前の行列は長くなっているそうです。
(私たちの買い物は開店後30分~50分頃の到着です)
17日にお米が売り出され、整理券が配られ、開店と同時に売り切れとなったそうです。売り出されたお米は岐阜米でした。
通常、鎌倉では東北か新潟、少なくとも関東のお米が多いのですが、岐阜米と云うのははじめてかもしれません。大手スーパーなので地方店と融通しあったのでしょうか?。
通常、その日の特売品に人々が殺到します。
開店すると、弁当売り場とパン売り場に人垣ができます。弁当も食パンも直ぐに無くなり、菓子パン類も時間とともに少なくなります。
生鮮食料は牛乳以外は結構遅くなっても買うことが出来ます。
牛乳はテレビで当分品薄が続くと放映すると直ぐに買いあさりの対象になるようです。
テレビは、こういった時期の譲り合いという精神を説くことを忘れ、買いあさりの扇動役になっています。
このブログは、写真を中心に鎌倉の風物を掲載しようとはじめました。
大手スーパーに棚の状況も写してあります。
これを掲載するかどうか悩んでいます。決して決して買いあさりを助長するつもりはないのですが、見た人はあわてて買いあさりをするかと思うと躊躇します。
でも、今の風物詩は買いあさり現象が象徴的です。
(食パンの棚)
(ゆで麺の棚)
(即席麺の棚)
(粉と乾麺の棚)
(なぜか納豆の棚)
(牛乳の棚)
ともかく、譲り合いの精神は忘れないでいたいものです。
マスコミの皆さん、評論家とか専門家とか云われる皆さん。
日本人の良さを今こそ取り戻す良いチャンスが来たと私は思います。
戦後民主主義で失った譲り合いの精神を取りもどす絶好のチャンスが今です。
あなたたちの影響力を行使しましょう。
● ガソリンスタンドと灯油
ガソリンスタンドには長い行列が出来ます。
早朝でも、何台か並んでいるスタンドもあります。
早朝のマイカーの中で、即席麺をすすりながら、あるいは、タバコをふかしながら辛抱強くスタンドの開店を待つ車の列が続きます。
灯油もほとんどありません。
計画停電で電気系の暖房がとれないと、どうしても灯油ストーブに頼るということになります。
スタンドで売る灯油も、町の燃料店で売る灯油も鎌倉ではなかなか手に入りません。
● お米
町の米屋さんに聞きました。
お米は十分にあるのだそうです。
産地でも(このお米屋さんは福島県会津からも仕入れていて、いつでも出荷するという確約を受けているそうですが)供給を保証してくれているそうです。
ただ、計画停電で精米が間に合わないとのことです。
また、通電中に精米し袋に詰めたお米は、お米屋さんの日頃のユーザーの病院、保育園、老人ホームなどに優先して回しているそうです。
今までスーパーで安いお米を買っていた人には余ったらお譲りするというスタンスなのでしょう。
町の商店とうまくつきあっている人はこういった非常時には味方が現れるのですね。
人間万事塞翁が馬というのでしょうか?。
買いあさり現象は、町とつながりを絶った住民の象徴にような気がします。
さあ、
東北がんばれ!!! 東電がんばれ!!!