善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

指宿公衆浴場巡り(9)・弥次ヶ湯温泉

2011年10月28日 | 温泉

翌日、とっておきの共同浴場を三軒まわりました。

先ず弥次ヶ湯温泉。
弥次ヶ湯温泉は弥次ヶ湯という地名の場所にあります。

場所は指宿市役所とJR指宿駅の間あたりで、やや市役所寄りといったところです。
付近に弥次ヶ湯公民間とか弥次ヶ湯郵便局などの建物もあります。

弥次ヶ湯温泉は今も湯治客を受け入れる湯治宿で、建物はご覧のようにクラッシックな二階家です。

(弥次ヶ湯の建物)

弥次ヶ湯湯温泉には二種類の源泉があります。

大黒湯と弥次ヶ湯です。

二つは別々の浴室になっていますが、玄関の廊下でつながっているので裸のままでも行き来が可能です。

大黒湯も弥次ヶ湯も脱衣場と浴室は間仕切りが無く、一体型の浴場で、浴槽は典型的な共同浴場スタイルです。

(大黒湯浴槽)

大黒湯では、先客がいていろいろ世話を焼いてくれました。

浴室は石造りで、浴槽も石造りでした。
小さめの浴槽はほぼ適温のお湯で、少々白濁していました。
源泉のお湯の投入は湯溜まりの開閉でするらしく、浴槽に直接流入しているようでした。この加減で湯温の調節をしているらしく、きりりとしたお湯は肌触りが良く、入っている間はべたつきがあっても、出た後はさっぱりと感じました。

(大黒湯脱衣場)


弥次ヶ湯の方も似たような浴感でした。

(弥次ヶ湯浴槽)


(弥次ヶ湯脱衣場)

両方の浴場を行ったり来たりしていると時の経つのも忘れます。
イメージ通りの浴場の姿は、やはり創業の明治25年当時のままなのでしょうか?。

(弥次ヶ湯の看板)

看板には自然湧出という文字がありました。
今時珍しい温泉です。

詳細は下記のホームページからどうぞ
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