善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・かきや(そば)

2017年02月13日 | 鎌倉


龍口寺の水行を見た際に、昼食を摂ろうと寄ったのが「かきや」です。

江ノ電が市街電車のように腰越の道路の中央に走っているその道路に面しています。
龍口寺から徒歩5分ほどで、腰越駅に向かって右側です。

(かきや)

かきやにはこれまで何回か行っており、しらす掻きあげそばが大好きですがこの10年ぐらいは行っていません。
久しぶりの入店です。
かきやは創業100年を越える地元のそばやで、道路の反対側には旅館も経営しています。
ですから、そばだけでなく、腰越港にあがる魚の目利きも出来るので、かきやのメニューは多彩を極めます。
かきやのホームページ

(店頭の特別メニューの看板)

店内の様子は10年前とほとんど変わっていませんでした。ただ、多くの有名人の色紙は無かったと思います。

(店内の様子)


(店内の色紙)

で、頼んだのが「しらすかき揚げそば」です。家人は「しらすちらしそば」をたのみました。

しらすかき揚げそばは大きなかき揚げが2枚ついています。

(しらすかき揚げそば ¥900)

また、しらすちらしそばは白砂を大量に使った冷たいおそばです。

(しらすちらしそば ¥950)

どちらも期待通りの、昔懐かしい味でした。
かきやのそばは細いのが特徴です。

そばを食べている間にも、表の通りでは定期的に江ノ電が通りました。

(店の前を通る江ノ電)

さて、外に出て、10年以上昔にかきやを取材して、所属するNPO団体のホームページに寄稿したことをおもいだしました。

そのときの写真とホームページを見ると、しらすかき揚げそばは¥700、しらすちらしそばは¥900でした。

(2003年の取材の時のしらすかき揚げそば)

全く同じ写真写りのかき揚げそばでした。¥200ほどのアップでした。また、しらすちらしそばはなんと¥900でしたから、たったの¥50のアップにすぎません。良心経営が100年も続いていていたのですね。
懐かしい思い出です。