善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・大船フラワーセンターの菊花大会

2018年11月20日 | 鎌倉


鎌倉市にある大船フラワーセンターで神奈川県菊花大会が催されています。
(2018年10月28日から11月25日まで)

大船フラワーセンターホームページ

(大船フラワーセンター)

菊花大会は毎年恒例の行事です。
今年(2018年)は、台風24号の潮風などの被害などがあり、出展数はかなり少なかったとのことですが会場には見事な菊花が咲き誇っていました。

会場はフラワーセンターの入り口から入場した目の前で、ここから左側の通路の両側に仮設のよしず張りの建屋が連なっています。

(菊花大会の会場の仮設建屋)


(けんがい-農水大臣賞受賞)

大会は菊の作り方や仕立て方、菊の種類などによって応募部門が違うようです。

一鉢の中でいくつ花を咲かせるかは(仕立て方)は花の数が増えるほど難しいでしょうから、特に7本仕立ては大変でしょう。

(七本仕立て)


(七本仕立ての花の部分)

花の大きさや高さ、咲く時期の同時性など苦労が忍ばれます。


(三本仕立て-神奈川県知事賞受賞)

また、背の低い(短い茎の)福助作りなども見事な花を咲かせていました。

(福助作り)


(福助作り-神奈川県知事賞)

ドーム菊は小菊を丸く作ったもので日当たりなどで同時に満開にするために手入れが必要なようでした。

(ドーム菊)


(ドーム菊-神奈川県菊花連盟会長賞受賞)

ともかく、見事なできばえの菊ばかりでしたが、天気の変動が大きい昨今の気象状況では愛好家は多くの苦労をしたとしのばれます。

植物園の通路に沿って葦簀張りの建屋が続いていました。

参加者が少ないと言っても数多くの作品は見飽きしませんでした。

(大会会場)

作り方や仕立て方、菊の種類など、以下の解説パネルが大変参考になりました。

(解説版1)


(解説版2)

毎年楽しみにしています。