景気はよいのか?悪いのか?。
時の首相は「この道しかない!」と言っていますが、庶民の財布のひもは決して緩くはなさそうです。
2015年の1月2日、鎌倉市大船駅ビルのルミネウイングでは新春恒例の初売りです。
例によって、10時開店のおよそ1時間ほど前から福袋目当ての行列が出来ました。
(ルミネウイングの玄関前1)
福袋は不要不急の商品を売りつけようと、「××円入った福袋がたったの○円」という商法ですから、買った人は徳をしたのか?、買った人が不要品を買ったのだから損をしたのか?良くわかりませんが・・・。
庶民はほどほどの買い物をして、不況下の中でわずかに買い物をした満足感を味わっているようで、ついつい一緒になって列に混じります。
さて、大船駅ビルのルミネウイング玄関前では、行列は4人1列で三列ほどできていました。
時間は9時10分頃です。
手前に2列ほどと、ほとんど見えませんが奥に4人の一列の行列があり、その行列を追って見ると短い階段を下って湘南モノレール乗り場まで伸びています。
(ルミネウイングの玄関前2)
4人1列の一般行列はモノレール乗り場の近くまで伸びています。
(湘南モノレール乗り場まで伸びた一般行列の最後尾)
一般行列の呼ばれるのは、整理券を配らない店舗のための行列で、この行列はかなり長い列になりました。
さて、9時45分頃、行列が動き始めました。
10時開店の前に、行列を並んだ人を全て店内に入れておかないと、いくつかある他の玄関から入る並ばなかった客が先に各店舗に着くという不具合が生じるからです。
例の東京駅での「東京駅ビル100周年記念Suica」発売の大混乱はJR東日本の不祥事として記憶に新しいので、今回はルミネ駅ビルでも多くの整理員が腕章をして警備に当たっていました。
(カルディーコーヒーファームの列)
ビルの中に入って中二階のカルディーコーヒーの店舗に行くと、ここでもカルディーの店員さんが行列を作るように誘導していました。
ピンクの整理券を配り、食品の福袋は券一枚で一個限りですとのご託宣です。
他の福袋は並んだ人は2袋以上でもOKとのこと。
(カルディーコーヒーファームの列の最後尾)
(カルディーコーヒーファーム店)
(食品詰め合わせの福袋)
(コーヒー詰め合わせの福袋)
(ワイン詰め合わせの福袋)
(食品詰め合わせの福袋とお菓子詰め合わせの福袋)
さて、ルミネウイングの中二階の他の食料品店の福袋も紹介しましょう。
(サンジェルマン パン屋さんの福袋)
(太子堂 駄菓子屋さんの福袋)
(濱田屋 小倉屋山本しお吹きこんぶの福袋)
(あきもと 漬物処さんの福袋)
(大川水産 ひもの屋さんの福袋)
(横浜くりこ庵 たい焼き屋三の福袋)
これは100円以上のお好きなたい焼き5個を500円で袋に入れるという福袋だそうです。
ただ、やはり人気はカルディーコーヒーファームの一人勝ちだったようです。
常日頃、無料でコーヒーの試飲をしていた人たちが、日頃の罪滅ぼしにこの日の福袋を購入したためではないでしょうか?。
また、福袋の素材が紙袋でなくキャンバス生地の布製福袋なので、中身よりも袋その物に価値を見いだした人も多いようで、今年のお菓子詰め合わせ福袋は羊の干支をデザインに織り込んでいました。
消費者心理を良くつかんでいたとと言うべきでしょうか?。