虫歌の湯のフロントでタクシーを呼んでもらい、観光案内所経由で今日の宿として予約した国民宿舎松代荘に向かいました。
観光案内所では預けておいた荷物を受け取りました。
田園地帯に出て、松代温泉(旧名 加賀井温泉)の施設のある地区に到着しました。
国民宿舎松代荘にはチェックインだけして、付近の温泉を巡る計画です。
松代荘の前には赤丸ポストがありました。
この日2つ目の赤丸ポストです。
(松代荘前の赤丸ポスト)
今では、加賀井温泉を名乗るただ一軒の温泉宿「一陽館」は、松代荘の裏手にあたる場所にあります。
松代荘から歩いて4~5分の距離です。
(加賀井温泉一陽館)
一陽館はもともと旅館だったのですが、今は一浴料金を徴収して入浴のみ営業しています。
母屋にあたる部分に料金を支払う場所があり、その前に湯小屋があります。
(湯小屋)
初めて来たというとおかみさんらしき人が、湯小屋と源泉槽と露天風呂を案内してくれ、脱衣場は内湯の中に有る旨を説明してくれました。
内湯から露天風呂に行くのに裸でもかまわないと云っていました。
(内湯)
右側の男湯に入ると、細長い浴槽に沿うように脱衣用の棚があるいわゆる一体型の浴室で、脱衣場が独立しているわけではありません。
自分の脱いだ衣服を見ながらの入浴です。
(脱衣用棚)
内湯の浴槽の縁は堆積物ででこぼこしており、笹濁りのお湯があふれています。
お湯はぬるめです。
肌触りが良いというお湯ではないのですが、ぬるめのため、長湯しても疲れません。
湯口に土地の常連さんが入っており、お湯の効能をいろいろ教えてくれました。
お湯を舐めてみると塩辛さと苦み味が混ざっており、鉄分臭が加わります。
たとえて云えば鉄瓶で沸かしたお湯にとろろ昆布を溶いたような味です?。
(露天風呂)
常連さんが誘ってくれて、露天風呂に行ってきました。
露天風呂はさらにぬるめでした。内湯に戻る途中で、
(源泉槽)
内湯に戻る途中で、源泉槽がぶくぶくとあふれだしました。
間欠泉のように定期的にお湯があふれ、源泉槽の回りをお湯だらけにぬらし、さらに内湯に流入するお湯もふえて、内湯があふれ出す有様でした。
詳細は下記のホームページからどうぞ
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