バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

心の準備

2013年01月17日 | 猫の話

昨日、ミディの調子が落ち着いていたからと、少し早めにベッドに入った。9時半時ぐらい。


ちょっと眠ったところでハニバニに起こされた。12時だった。


「ミディの様子が悪い。」


彼はいつも私がミディの様子にオロオロするのを、『大丈夫だから。』って落ち着かせてくれるのに
その彼が切羽詰った顔で私を起こすのだ。


彼女がいるゲストルームに入ると、彼女はベッドの下の脇にだるそうに横になっていた。


呼吸は苦しそうだ。


実は私は数日前から今頃になって風邪気味で、昨夜風邪薬を飲んで寝たのだが
うっかりその薬に睡眠効果のある薬剤が入っていることに後で気がついた。


今は深く眠りたくない。


ミディに何かあったら些細な音でも聞き逃したくないから。


薬が効いていてくらくらする頭にこの出来事である。


もし彼女がその夜旅立つのなら、私も一緒に消えてしまいたいぐらい
頭の中がぐちゃぐちゃだった。


その夜も前回のハプニングと同じ結末を迎える。


『また明日の朝ね。お腹が空いたらいつでも起こしていいよ。』と
彼女に言い残して二人で泣く泣くベッドルームに戻り、そして朝を迎え
彼女の姿が2階にないことをラッキーなサインだと思ってキッチンに行ったら、


やっぱり彼女はそこにいるのだった。


またしても泣かされてしまったよ。


ええ、私の顔はもちろん今朝も超ブサイクで、これが最近の普通の顔になりつつあるから大変だ。
化粧の仕方を知っていて得というのはこういう時に発揮されるんだ。


彼女の姿にホッとするなり、笑いがこみ上げてくる。


何で?何でミディはそういうことをするの?


彼女の顔を見てそういうことを考えていたら、ふと
いつも泣き虫な私に愛想をつかしているミディが、
『そうやって心の準備しといてよ。ケイエスはいつも大げさなんだから』
と言っているようで、なんか彼女の目をいっそう見つめた。


心の準備なんてできてないよ。
できないよ。




今日は冷たい雨が降っていたけどミディさんは





きりり。





今日はいっそうキレイだね、ミディ。


今夜はカレーライスを作ったんだけど
ミディはその中に入ってるビーフが欲しくて欲しくてそわそわ。





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今日もカレンダーには『G』をつけました。
その日に『G』がついた後でハプニングが起こっても、もうカレンダーには『G』なので
『G』で決まり。後で替えることは絶対にしません。

だけどこの先、嫌でも楽しかったバケーションにも終わりが来るように、
彼女も旅立つ日が来ます。
もしかしたらもう近いのかもと思うことが多くなりました。

私たちの望みは、彼女を絶対に看取りたいということ。

それがダメなら彼女が眠ってるときにそっと旅立って欲しいということ。

しかし、もしも彼女の状態がこの先酷く悪化し
彼女に更なる苦痛やストレスがあるようならば、はやく楽にしてあげることも考慮しています。

私もハニバニも猫と一緒に、家族同然みたいに生活するにあたって大切にしてきたことは
苦痛、ストレスを取り除くこと、もしくは最小限にするということでした。

2人とも、動物が苦痛に耐え忍ぶのを見るのは考えられないからです。

誰しも愛するペットを最後の最後まで看取りたいと思うでしょう。

だけど場合によっては苦痛を取り除き、楽にさせてあげるのも飼い主の義務、そして愛情だと信じています。

そうは言っても、やはり私たちだって最後まで一緒にいてやりたいのです。


昨日の記事に対するBettyさんからのコメント、ものすごく考えさせられました。
実は今日、ずっとそのことを考えていました。
Bettyさん、コメントありがとうございました。
Bettyさんも以前、とても辛い経験をされたのです。
選択がどうであれ、飼い主の悲しみは全て同じということですね。





ミディとのバケーションがもう少し続きますように。






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風邪は本物の風邪になるまえに食い止めます。
私は大丈夫なので心配なさらずに。今日も元気玉をありがとう!


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いつもありがとう。
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