バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

日向の猫

2013年01月26日 | 猫の話

ミディは夜になると調子が崩れる。


室温はどの部屋に行っても一定にして保っているので寒くはないと思うが
夜になると呼吸が変わる。咳もちょっと出始めた。


昨夜も12時ごろまでミディのそばで添い寝していたが、
呼吸が落ち着いて静かになったところで「後のことは僕が見ておくから」と言う
ハニバニの言葉に甘えて、私はベッドで眠ることにした。


そして後ほど、ハニバニに起こされることになる。
午前2時半。


「ミディの呼吸がおかしいからちょっと彼女のそばにいてあげよう。」


以前にもこういうことがあって、『狼少年』の話をこのブログでも挙げたが
何度あっても私は慣れない。


確かに呼吸が速い。


だけどそれが呼吸の乱れなのか、心臓の鼓動なのか。
体全体で呼吸をしているように見える。


体を撫でながら、ハニバニが彼女に話しかける。
「ミディ。もう闘わなくていいよ。」



...もうこれ以上、彼女に頑張らせてはいけないのかも知れない。

...だけどまた朝になったら元気になってる?



そういう思いがまた頭をぐるぐると駆け巡る。



3時ぐらいになって、呼吸がまた落ち着いてきた。
彼女をそっとしておくことにして私たちは彼女におやすみを言った後、寝室へ引き上げた。
「ミディ。また明日の朝ね。」




8時ちょっと前に目が覚め、心配な気持ちでキッチンへ下りたら
ミディの姿はなかった。


ミディは昨夜はダイニングチェアの上で寝ていたので、そこを覗いてみたら彼女はいた。
彼女は既に起きていて、目の前のキッチンの窓からまっすぐに外を見つめていた。






朝は曇っていたが、雲の切れ端から太陽の日が差し込んできて、
それに照らされる彼女はきれいだった。


私は今朝も彼女と一緒にいるという奇跡に感謝して、コーヒーを沸かして
しばらくの間彼女の隣に座って、ただ、彼女の顔を見ていた。


少ししたら、もっとはっきりした日差しが入ってきて
キッチンをもっと明るく照らし始める。


彼女にもわかるようで、すぐさまその日差しの中へ移動するミディ。
私も彼女の後をついて行く。





太陽が照っていれば、そこが彼女のお気に入りの場所になるらしい。


ミディと日向。


ミディが大好きなもの。






彼女の満足そうな顔を見たら
私がまるで日向の猫みたいな気分になった。




************
彼女は今日はおとなしく寝たり少し歩いたりを繰り返していました。
食欲はあったりなかったりで、全体的に見て食が細くなっているのは確かです。
だけど食べる時はとても美味しそうに食べてるんですよ。
呼吸は今は落ち着いています。


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