バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

LGBTQ:リスペクトがややこしくなってきた件

2019年07月10日 | お仕事
仕事中にふと足元を見た時に、今日着ていたドレスと職場のカーペットの柄が超似ていて、思わずふふ、となった。どう?






今日、デミ嬢とメキシカンランチしてる時、デミ嬢が何を言い出すのかと思ったら、
「2,3日前にトイレに行ったときのことなんだけどね、もうわけわからんわ。」とか言う。


話の内容はこういうことだった。


デミ嬢が会社のトイレに行き、用を済ませてトイレから出ようとすると、男数人が入ってきた。
そりゃびっくりするわな。
で、『あんたら入る所、間違ってるわよ』と言いかけたところで、その男数人が実は女だったことが判明。
デミ嬢曰く、『あんなに太ってたらもうそれがなんか体脂肪なんかわからんじゃん。』
太めの女性だったらしい。
髪もさっぱりと、板前風wwに短く、スパイキーだったそう。








実は私も同じようなことがあって、その時は私が間違って男性用トイレに入ったかと思ってめっちゃ焦ったのだった。


アメリカのLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)は、社会でもかなり認められるようになってきて、
私が勤める会社でもLGBT月間というのが6月に設けられていた。
「もっとLGBTを知ろう!理解しよう!」というのが目的。
私は最近知ったのだが、近ごろはもうLGBTQと言って、Qが加わっている。


Qとは何ぞや。


Questioningから由来しているようで、ざっくり説明すると、「私はもう性別なんか意図的に決めてない」とか「まだよくわからない」人なのだそうだ。


同じフロアに、日替わりで性別を変える人がいる。
ある日は女性用の服を着て、女の子みたいにポニーテールを可愛いピンで止めてくる。靴だって可愛い。
ある日は男性用の服を着て、髪の毛も無造作にエアドライしたままのバサバサ感を強調させて。
またある日はどっちにも属するような、ニュートラルな洋服にラフなローファーで。


私は「女の子の日ぐらいお化粧すればいいのに。」とお節介なことを考えたりしている。
いつもすっぴんでいるのだ。


彼(彼女)がそのQuestioningなんだと思う。
それはそれでリスペクト(尊重)したいが、私の本当の胸の内は、なんかややこしいなというのが正直なところ。


初めて彼(彼女)を見た時、チラ見から二度見、さらにはガン見してしまった。
今はもう慣れてしまったけど。


ここのブログを昔から読んでくれてる人ならご存知だが、私はGLGGが大好き。(Good Looking Gay Guy)
ケビン君ていうGLGGの友達もいるほど。
(ケビン君元気だよ)
だからLGBTに関しては、とても寛大な心を持っていると自負する。


だけど、Qに対してはまだ発展途上な感じ。


会社のカーペット柄みたいなドレスを着ながら、私はやっぱり性別は女が良いし、
生まれ変わってもやっぱり女の子がいいなと、ふと思ったのだった。



コメント (6)