バージニア労働者

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ロマンティックな男の買い物の謎

2019年07月22日 | アメリカ生活

さて、今日は前々回の私の、
もしかすると、ロマンティックなのは、女ではなく、男の方ではないか説をちょっと覆すような話。


ロマンティックな男の買い物がいつも素敵とは限らないということが言いたい。


今日家に帰ったら、家のドアの前に配達の箱が置いてあり、それはハニバニ宛の物だったから
そのまま開封せずハニバニに渡し、一緒に開けてみて私はその『品物』に目を見張った。





これ何だと思う?
煉瓦よ、レンガ。
しかも解体された建物の、普通なら廃棄処分になるはずの瓦礫。


なんでも、ずーーーーっと前、ハニバニが初めて軍隊に所属したときに住んでいた独身寮の建物の煉瓦だとかで
去年だったかその建物が解体された際に、記念の品ということで希望者に届けられたということだ。


添付された白黒の写真を見て、まるでハニバニが第二次世界大戦から生きてきた男のような気がしてくるから不思議だ。
あんたの上司はマッカーサーか?とか聞きたくなる。
写真は60年から70年ぐらいに撮られたらしい。


私が呆れたのは、その煉瓦をわざわざ購入したという事実だ。
40ドル也。WTF
ハニバニが自分のお金で買ったのだから、文句を言うつもりはないが(といいつつほとんど文句みたいだが)
こんな瓦礫、どこに置こうというのだ。
私があまりにも瓦礫瓦礫と騒ぐのでムッとしたのか、ハニバニの反撃が始まる。


僕にとってはね、Sentimental Value(思い出の品)なんだからいーじゃん!!



奈良県には、せんとくん。



うちにはおセンチなせんちくんがおる、と一瞬頭でよぎって笑いそうになるのをこらえた。


みんな聖子ちゃんの、赤いスイートピーって知ってるよね?

その赤いスイートピーには続編の「続・赤いスイートピー」てのがあって、
その曲では結局別れてしまった彼との思い出を探るためにある駅へ行くんだけど、

アルバムの最後の色あせた押し花が 海辺に誘うの
駅員に頼んで写真撮ってもらった同じベンチで あなたがいないだけ


て歌詞を思い出した。


いくらその風景にせつない思い出があるとはいえ、
「その思い出のベンチの一部をあげるよ」って言われたところで「あら、いただくわ、ありがとう」とはならんな。


それが女というものか。
こんなことをふと思ったので、記事にしてみた。


やっぱり男の人の方が、ロマンティックなんだろうか。


聖子ちゃんの「続赤いスイートピー」の動画上げておきますので、もし興味がある方はどうぞ。
私も大好きな一曲です。






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