バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

謝罪会見にアメリカ人は

2019年07月21日 | お仕事

『この人たち、何か悪いことでもしたの?』


土曜の朝、テレビを付けたハニバニにそう言われてキッチンからテレビ画面を見ると
日本で有名な芸人二人が、もの凄く真剣な面持ちで記者会見やってた。



(Google)


私がまだ日本にいたころ有名だった芸人と言えば、ダウンタウンととんねるず、それからウッチャンナンチャンしか思い浮かばず、
もうそれ以降の芸人さんたちは、私は詳しくは知らないのだけど、
日本のネットニュースで、なんとなく彼らの名前と、どういうことがあったのか、ざっくりだけど知っていた。
その二人が謝罪会見らしい。罪は犯してないけど、日本の社会のルールから逸れたことしたから謝るんだってと説明した。


ハニバニには、そういうことでわざわざ国民に謝罪するとか信じられないらしい。
喪服着て涙流してるから、重い罪を犯したのかと思ったよと。

アメリカだったらマフィアやギャングと関係のあるセレブなんて山ほどいるし、
むしろそうなんだろうなって国民は思ってる。日本はちょっと厳しすぎるんじゃないの?



まあ、アメリカの社会だってトランプ政権のスキャンダルは全国民に連日叩かれ続けて、いろいろあるけれど、
日本の社会の厳しさは、海外にはちょっと理解できないことばかりだろうなというものがたくさんある。


大体アメリカって国民に対する謝罪会見て、ないよね?
以前クリントン大統領が、モニカちゃんとスキャンダラスなことやらかした時だって、
国民に向けて堂々と発信された言葉が私はあの女と淫らな行為はしてない!というものだったし。
謝るどころか、「どや!」みたいだったし。(後でバレたけど)


アメリカってとにかく、ちょっとやそっとじゃ謝罪しない。


「不倫などの愛憎劇やアイドルの恋愛事情で謝罪会見するとか、電波の使い方間違ってる。
日本人の、社会に対する価値観を理解するのに苦しむ。」とか言うアメリカ人にたくさん出会う。


「日本人はバッシングする対象を間違ってないか?
もっと責められるべき人は他にいるはずなのに。」


午後になって、YouTubeでこの芸人さんら二人の謝罪会見を改めて見ていて、
田村さんという金髪の方が、「(吉本にとって)本当に僕がファミリーなら僕は子供です。」っておっしゃってて、
「子供が正しい事をしようしているのに(謝罪することを)止めるのは親じゃない」と号泣されてたのが強烈に印象に残った。


彼は、1+1=3は間違ってて、それが正解であるべきではないことを言いたかったんだろうなと。
ダニーの件と重複して、考えさせられた。


子供のころから吉本興業は、お笑いを提供してくれる全ての源みたいに思って育ったから
見たくなかったものを見てしまった感じだ。


会社に白も黒も本当はなくて、結局はグレーしかないのかも知れない。




おー、いかん、いかん。気分が重い。
気分を変えるには食べ物。


最近、本当にタイ料理にハマっていて、この甘いThai Iced TeaChicken Pad Thai





夏バテなんぞ無縁よ!って気になる。



その後はフリちゃん。
この熱波の直射日光の中で気持ちよく眠れるのは猫ぐらいかも。
そっと覗いてみる。





音を立てたので睨まれる。そんなに睨まなくても良いではないか。



まるでインスタ上の女とその現実みたいなレベルだな。



さあ、明日は月曜日。
今週も地道に頑張ろっと。












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