愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

瓜郷遺跡 豊橋市

2013年03月24日 19時04分52秒 | 豊橋市
瓜郷遺跡

瓜郷遺跡全容

 2013年3月24日(日)豊橋市の瓜郷遺跡に行きました。
 瓜郷遺跡は、弥生時代の遺跡です。弥生時代の中期から後期にかけての遺跡です。遺跡は豊川の自然堤防に立地していて、瓜郷地域の北西は湿地だったようです。水田の跡は見つかっていませんが、ここで稲作が行われていたようです。パンフレットには稲の炭化したものが紹介されていました。また、大きな集落だったようで、瓜郷地域全体が一つの集落だったようです。


近くにサークルKがあったので、車はそこに止めさせていただきました。
江川

 サークルKを出るとすぐ川が流れていました。小さな川で、「江川」というそうです。発掘の時にはこの川をせきとめて、川底を掘って遺跡を調べたようです。

 5分もかからずに、瓜郷遺跡に着きました。小さな場所で、住居の復元されたものとミニチュアの高床式倉庫がありました。

ミニチュア高床式倉庫、この中にパンフレットが入っていました

住居の中

 住居の復元建造物は立派でした。よく見ると左右に膨らんでいました。中の方を見ると、丸ではなく楕円のようになっていました。丸みを帯びていた方がしっかりした構造になるのかなと思いました。

柱の様子がちがう?

 案内板には発掘当時の住居跡の柱の穴の写真がありました。丸くくぼんでいるのが柱の穴の跡だと思うのですが、復元住居の中の柱と若干異なるなあと思いました。

史跡境界

周りの道を散策していると「史跡境界」という標柱がありました。