おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

青豆と天吾

2010年04月16日 | 本と雑誌
オレって、結構一生懸命生きてんだなぁ~って
朝からしみじみ思った
 
ベストセラーの続編が今日発売になった
BOOK3が発売されると聞いたのは去年だったか?
その日を楽しみに生きていたはずだが
今日だとは思わなかった
 
早速、メールした
 
前作の1と2は、社長から借りてよんだ
実に半年近くの時間をかけて読破したもんだ
だから、今回も借りようと思い立ち、簡単な
文章でメールを送信した
 
いまだに返事はない
 
まぁ、仕方が無い
あの文面を面白いと感じるのは
オレだけであり、ぶっきらぼうな文章だと思える
何を言っているのか、焦点がボケてるかも
知れない
 
思えば、少しだけだが
メールのレスには、気を使う
早いレスは気持ちがいいものだが
中々返ってこないレスには、どうしたものか?と
ひとり妄想を始めることも、少なくないから
 
返事と貸してもらえるかの事は置いておいて
続編が読めるってのは
中々楽しみなことだ
最近じゃ、テレビを見ることも少なくなった
テレビっ子とは自分の事だと自負できるほど
何でも見ていたのは、ほんの数年前まで
 
誰とでも話があったし、びっくりされることもあった
が、最近、どうも面白い番組がない
番組がないと言うよりは、同じような番組が
多いと感じる
歳を取ったのかな?なんて、柄にも無く
涙を流す夜もあるけれど、そんな時には
ネットや漫画を読むんじゃなくて
そっと文庫本を開き、しっとりと文字を目で追う
 
読書は、心落ち着く時間だ
しかし、これも
読みたいと思う本は中々なく
何でもいいと言うわけでもないんだ
 
1Q84
 
かなり楽しみな続編だ
 
社長、御願いしますよぉ!
 
 


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Q

2010年01月26日 | 本と雑誌
ついに読み終わりました、これ
 
昨年の6月だったか、7月だったか
昼食をご一緒したときに
 
「読みますか?」
 
って、貸してた本が返ってきたのを
横で傍観していた僕に、そのまま
貸してくれたのが、これ
 
100126_153852
 
借りてから、じっくりと寝かし
やわらおもむろに読み始めたのが8月
毎日少しづつ読み進め
あと100ページほどを残すのみとなってから
再び寝かした
 
思い出したのが、昨日
 
(読みますか!)
 
風呂にも入り、テレビももちろん消す
テレビを消すんじゃなくて、電源を、ね
 
しおりを挟んでおいたページから読み始める
歳月の流れの速さを嘆きながらも
さすがに話の大筋を忘れていないことに
自分でも感心した
感心したが、なぜ、そのようなことになったのか
場面設定は、やはり5ヶ月の時間のおかげで
ぼんやりと霞んでいた
 
少しさかのぼって読み返したい衝動に
駆られながらも読み進めた
 
結末に向かって、怒涛のごとく
それまでの流れが大きなひとつの流れになって・・・・
 
を、予想しながらページを捲っていったが
どうも、それまでの流れと同じように
穏やかに、文字数の多さも相変わらず
しずかに、進んでいく
 
読み終わった
 
これ、続編が出るようだが
この読み終わった気持ちは
その続編で晴れるだろうか?
それとも、この違和感は、一気に読み捨てず
最後100ページを寝かしていたせいだろうか?
 
何はともあれ、読み終えた
ハードカバーの本を一冊読み終えたのは
小学校のときに買ってもらった
 
“十五少年漂流記”
 
以来だった
 
 


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200Q

2009年08月27日 | 本と雑誌
久太郎には毎日愉しみにしている時間があった。
それは、自分自身で見つけ出したモノであったが
それは与えられた時間だと、それなりに理解もしていた。
 
あらかじめ決められたルールに従って行動することは、
久太郎にとって、苦痛ではなかったし、
出来ることなら、毎日の時間は決まって欲しいと思っていた。
同居している父親は、日課の晩酌を済ませ、
テレビを一通り見た後、就寝時間まで横になることが多い。
テレビから漏れる雑踏の中で、睡魔に身を委ねる心地よさは
誰もが経験したことのある、平和なひと時だ
だが、久太郎にとっては、少々困ることでもあった。
 
決まった時間
親父が寝室に移動する時間は、日によって違っている。
久太郎も、それに関しては行動を起こさない。
 
「仕方がない」
 
久太郎はひとりで言い聞かせるように呟く。
平和なひと時は、自分で区切りをつけるものだと・・・・
しかし、久太郎の時間(ひとりで過ごせる時間)は
全ての音を消し去ることから始まる。
テレビの音も勿論消す。
親父の眠りにとっては適度な雑音が、久太郎には
無用の、まさに雑音にしかならない。
それは、音楽が流れることさえ拒む。
静けさの中から、久太郎の世界が始まる。
 
最初から無音を好んだわけでもない。
幼い時には馴染みの無かった音楽も、
成長するにつれ、友達の影響もあり選んで聴くようになった。
最初に耳にしたよ洋楽は、ポール・モーリアだったか?
カセットテープがあった。
ビリー・ジョエルも聴き漁った。いや、一時期の流行りか?
名前は思い出せるが、その旋律は蘇えってこない。
 
ニホンゴの歌詞は、読書の時には馴染まない。
目が文書を追いながら、耳は時折、メロディに流される。
それはたとえ、ASIAN KUNG-FU GENERATIONであっても
GOING UNDER GROUNDだとしても
同じだった。
 
とにかく、無音が何よりの条件なのだ。
 
「早く寝ろよ!」
 
毎日、寝室へ向うときには、
親心で心配ごとを口にしてから、親父は床につく。
久太郎はそれを見送った後、おもむろに冷蔵庫へ向う。
大き目のグラスジョッキに製氷機から取り出し物を
無造作に投げ入れる。
夏の定番は麦茶だが、もらったオレンジジュースをチョイスした。
電球が一つ切れたシャンデリアの下、
やっと訪れた自分の時間を確認。
 
「1時間と28分か」
 
腕時計を傍らに置き、就寝時間までを逆算してみせ、
カバンから本を取り出す。
分厚く重い本。
毎日、新たなページを開けるたびに、
貸してくれた人の顔を思い出す。
でもその顔はすぐに消えていく。
頭の中の景色は、徐々に小説の中の書割へと変貌を遂げる。
いや、小説の中に風景はないのだが、
それとは無関係に、叙情的な心境が湧き上がってくるのを、
抑えきれないと、自分で自分をコントロールしているのだと思う。 
 
主人公に想いを馳せ、自分の時間として
ページを捲り進むひと時。
 
「オレって、こんなに読書が好きだったか?」
 
声に出さずに、呟いてみた。

 


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僕は言えません

2009年07月11日 | 本と雑誌
たまには本の話でも
 
最近、とんと本屋に出かけることが
少なくなってしまった
以前なら、昼休みにでも車を走らせ
いつも出会うニイチャンを横目に
鼻息荒く出かけたものだ
 
以前にも書いたことがあると思うが
本屋ではベストセラーや平積みの本には
目もくれず、ひたすら掘り出しモノを
探す日々
掘り出しモノっていっても
古本でもなく、新刊の
誰も買わないであろう本を探し出すのが
本屋での醍醐味である
 
最近はそんな本屋ライフを過ごす事が
出来ていないが、昨日、机の片隅に
買ったまま読まないで
そのままにしていた本を見つけた
 
 
“キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか”
 
 
これ、本のタイトルです
どうですか?なんともそそられる題名でしょ?
 
まぁ、内容としては
机の片隅にあったことから
大体の事は察して欲しいのが
暗黙の了解、大人の対応って事になると
思いますけど
別に面白くないとは言いません
 
まぁ、小説ではなく
筆者のコラムと言うか、実体験の報告的な
文章が綴られている本です
 
タイトルと同じコラムは中ほどに書かれていて
その他にも、いろんな項目で書かれてます
ひと言で言えば
小さな勇気の話と言うか、まぁ、そんな感じですか
 
本の紹介の時には
一応写真とって載せるんですけど
今回はやめときます
 
メンドくさいだけですから
 
それ以外に意味はないです
 
ホントです
 
では
 
 


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生きた記録を残したかった

2008年12月15日 | 本と雑誌
081215_162316
「向かい風が強かったもので・・・」
 
遅刻した弟子が師匠にした言い訳である
関西ではしばしばオモロー話の例えとして使われる
よく使われるんで誰の話なのかは定かでないが
理由が面白ければ不問にふすと言われて
答えたものだと語り継がれている
 
自転車通勤を始めてから、帰宅後に改めて
外出するのがメンドウくさくなってるし
命の充電とも言えるビールを飲んだ後では
外出することもままならない
が、たまには本屋ぐらいに行っとかないと
心が枯れそうになる
そんなことで、久々にオモローな本がないかと
訪れた本屋で見つけたのがこれだ
 
冒頭の「向かい風・・・」ほどの、笑えるモノは少ないが
まぁ、それなりに呆れる言い訳はあるもんだ
 
中学時代、野球部に個性的なチームメートがいた
同級生の彼だが、上級生にも臆する事無く
モノを言う、個性的な人だった
ある日、調子が悪かった彼は
先輩に一言言って帰っていった
それは聞き間違いだったのか、それとも言い間違い
だったのか?
それとも彼の本音だったのか
ただ一言
 
「今日は機嫌が悪いので帰ります」
 
気分を言い間違えたと言う結論に至ったが
今でも僕は、違うと確信している
 
ちなみにタイトルの言い訳は
盗撮で捕まった犯人の言い訳です
 
 


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