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日々の暮らしのなかで

同じことをしててはダメです

2018年04月09日 | スポーツ
サッカー日本代表のハリル監督が解任された

報道に関して、メディアが選手たちの
声を拾いに回っている

その中で

「驚いているが、決まったことは仕方ない
 選手はやることは同じですから」

と、一言一句までは書き取れなかったが、
こんなニュアンスのコメントを見た

確かに、監督が誰になろうとも、
選手としては、目の前の試合に勝つことが目的
そのためには、新しい監督のもと、
新しい戦術で戦うだけです!と言うものだった

これを読んでいて、
少し思い出した事がある

僕の応援するプロ野球の在阪球団は、
90年代は「暗黒時代」と呼ばれるほど弱く、
100敗を覚悟したり、今はなきPL学園野球部にも
負けると揶揄されたほど、絶望的に弱かった

そんな時
 
他球団でその手腕を振るっていた名伯楽を
三顧の礼を持って招聘した

ファンの中でも「まさか!」と思っていたんで、
選手も驚いたんじゃないだろうか

主力選手の一人にコメントを求め、
翌日の新聞にその言葉が並んだ

「監督が誰であろうと僕たちのやることは同じです」

それを伝え聞いた新監督は、紙面上で
愚痴とも取れる内容で、その言葉を否定する

「同じことをやられたんでは、困る」

ファンとして、負け続けるチームを応援し続けることに
疲弊していた毎日の中で、
その言葉は、僕たちを奮い立たせるものだった

同じことをされては困る

監督が変わると言うことは、
選手の人選からして変わる

どんな競技でも、監督の理想とするチームはあるだろう

自分の理想にあった、自分の戦術にあった選手を起用して
自分の思惑通りにチームを指揮する

ロシアW杯への出場権を獲得した監督を
解任(更迭)するのが正しいのかどうかは、
わからない

結果だけで判断してしまうスポーツなら
なおさらのこと、この判断の答えは
出ないのかも知れない

ただひとつ言えることは、

ハリル監督になってから、積み上げてきた戦術は
もはや役に立たないってこと

西野監督の戦術にあった人選が始まる

当確上に居た選手も、これで分からなくなった

個人的には、ハリルジャパンを見たかった



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