おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ハンドルは議長に任せて

2018年04月26日 | 日記
車を前に走らせるには、
強力なエンジンと、効きの良いブレーキを装備している事が
重要だ
 
非力なエンジンと効きの悪いブレーキを搭載していると、
上り坂は覚束ないし、下り坂はとっても危険だ
 
どちらも反対だと、ドライバーが制御不能の
暴走を始めるかも知れない

その慎重な運転は安全運転に見えるかも知れないが、
周りの状況にあった運転ではないだろう
 
会議も同じだ
 
物事、前に進めて行くには、
暴走を止める慎重派の存在は不可欠だが、
すべての意見で
 
「出来ない理由」
 
を、探していると、一向に議題は前には進まない
 
反対に、実現するにはたくさんの壁が待ち構えているのに
 
「情熱があれば出来る!」

と、夢物語を語っていると、いつかはその壁に跳ね返されて
しまうだろう

出来る根拠と出来ない理由を擦り合わせる必要がある

昨日の会議も、ひとつの意見が出ては、
それに対しての「思慮不足」を突かれる

「いや、十分できますよ!」

と、言う物の、
実際に反対意見が出ると言うことは、
可能性としては、ある程度の低さも覚悟しないといけない

会議は前に進むことが前提ではあるが、
ひとつの結論として出るなら、後退することも
選択肢の中の一つとして、残しておくべきだ

退路を絶っての背水の陣もいいだろう

人間、切羽詰まった状況になれば、
いままで考え突かなかったようなアイデアも出てくるかも知れない

会議は、イケイケ派と慎重派がいてこそ、
前に進む

どちらも強力なら、坂道を一気に越える事もできるだろう

その為には、より多くの委員さんに
会議に出席して欲しいと思う

エンジン役でもブレーキ役でもいい

もっと活発な会議がしたい
 
 
 
コメント
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