おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ラーメン屋理論

2019年01月18日 | 日記
「いや〜、仕事がないんですよぉ〜!」

中小企業にもなれない零細企業である我が社では
不況の波の真っ只中にいて、時代の流れに翻弄されている

と、すべてを時代や政府のせいにするのは簡単で、
だからと言って、嘆いているだけでは
展望は開けない

最盛期と比べて仕事がない!と言う意味で
簡単にその単語を使ってしまうけど、
その最盛期を知らない人からすれば

「あぁ、仕事がないのか」

と、その場面だけを切り取られる

いや、切り取られかねない

僕の持論としては
忙しいアピールをする事も恥ずかしい事だが、
仕事がない自慢をすることも、対外的には
得をすることは、非常に少ないと思う

初めて行った土地に
二軒のラーメン屋があったとしよう

当然初めて行った土地だから、
判断基準としては味ではなく、
店構えぐらいしかない

しかし

片方は綺麗な店だがガラガラで、
もう一方の方は行列が出来ている

一瞬、行列が出来ている方が「美味しい店」と
判断してしまいそうだが、果たしてそうだろうか?

判断基準がない場合、
やはり気になるのは「他人の評価」だと思う

自分では決められない時、

「そういえば、ここらへんに評判のいい店があった」

と、自分好みではなくても、
誰もが好む店!と言うのが、安心して
仲間とも入る事が出来ることもあるだろう

それと一緒

この二軒のラーメン屋も、
行列が出来ているから、不味くはないだろうとは思うけど
果たしてこの行列の中に、

「並んでいるから、こっちにしよう」

と、群集心理で選んだ人もいるはずなのだ

これが僕が提唱する

「ラーメン屋理論」

である

この理論には、他にも色々と
自分の仕事に置き換えられる場面が含まれていて、
時折自分に言い聞かせるように、
ラーメン屋の大将になった気分で気持ちを落ち着かせる事がある

その話は、またいずれこのブログで


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