おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

あれは確かに窓ガラスだった

2021年05月21日 | 日記
夜中に目覚めると、
寝室のドアが開いていて妻が立っていた

「トイレにでも行ったのかな?」

と、ちょっと不思議に思ったのは
頭からバスタオルらしき物を被っていたから

「頭でも濡れたのか?」

なんて思いながら、横を見ると妻が寝ている

『・・・え?』

と思いながら凝視し、
一旦布団を脚で持ち上げて視界を遮り
ゆっくりと下ろしたが、その人影はそのまま

さらに凝視して、それが外の灯に照らされた
階段の窓ガラスだと確認

それから一切目を開けずに

「あれは窓ガラス」

と言い聞かせて眠った