おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

米が美味いと嬉しい

2021年12月02日 | 食・レシピ
身近な人のエピソードだったか、
作り話を面白おかしく聞いたのか
記憶は定かではないが、貧乏に関する逸話がある

学校での昼食
お弁当を広げる同級生の机を周り、
おかずをチェックしていく

級友のお弁当を覗くと
日の丸弁当の梅干し抜き、
そう、白米だけの弁当箱があった

「おかずはどうした?」

その問いかけに当の本人は

「大丈夫、塩がふりかけてあるから♪」

調査を続けていくと、また一人、
白米だけの弁当箱を広げる友達がいた

「お前もこれだけなの?」

美味そうに米を頬張る級友に問いかける

「うん!これだけ」

笑顔で返答した友にさらに

「おかずはいらないの?」

この問いかけに不思議そうな顔をしながら
その友人は返してきた

「おかずって何?」

今日、白米だけを食ってみると、
甘みを感じる事ができた

たまには米だけを食い続ける事も楽しい

米だけを食べる贅沢ってところだろうか