妻は静かな空間と暗闇を望み、
私は少しの雑音とほんのりした明るさが
欲しいため、別の部屋で眠りにつく
別の部屋といっても豪邸ではない我が家では、
私がテレビをつけたままの居間で眠る
しかし、家の者が起きてくる早朝には、
居間に居座ることも出来ず、
妻が眠る寝室へと上がっていく
そこは静かさも暗闇もない世界だから、
私も安心して二度寝を決め込む
しかし、少しの雑音が必要な私にとって、
妻のイビキは大音量となる
決まった間隔で発してくれればいいが、
リズム感が全くなく、今朝なんかは、
どうすればそんなイビキが掛けるのか?と
笑ってしまうほど、シンセサイザーのような
不思議な音を奏でていた
大体は、眠気が勝って、
スマホの目覚ましまで眠れるのだが、
時には、いろんなことを考えてしまい、
思うように寝られないこともある
「ここは心を無にして」
と、仕事のことも週末の予定も考えず、
眠ることだけに専念するために、
何も考えないように「無」になることを目指す
「・・・・・・」
そう思いながら目を瞑っていると、
無とはなんだ?と、無に関して
考え始めてしまった
隣で眠る妻のイビキも同時に止んだ
私は少しの雑音とほんのりした明るさが
欲しいため、別の部屋で眠りにつく
別の部屋といっても豪邸ではない我が家では、
私がテレビをつけたままの居間で眠る
しかし、家の者が起きてくる早朝には、
居間に居座ることも出来ず、
妻が眠る寝室へと上がっていく
そこは静かさも暗闇もない世界だから、
私も安心して二度寝を決め込む
しかし、少しの雑音が必要な私にとって、
妻のイビキは大音量となる
決まった間隔で発してくれればいいが、
リズム感が全くなく、今朝なんかは、
どうすればそんなイビキが掛けるのか?と
笑ってしまうほど、シンセサイザーのような
不思議な音を奏でていた
大体は、眠気が勝って、
スマホの目覚ましまで眠れるのだが、
時には、いろんなことを考えてしまい、
思うように寝られないこともある
「ここは心を無にして」
と、仕事のことも週末の予定も考えず、
眠ることだけに専念するために、
何も考えないように「無」になることを目指す
「・・・・・・」
そう思いながら目を瞑っていると、
無とはなんだ?と、無に関して
考え始めてしまった
隣で眠る妻のイビキも同時に止んだ