つくば植物園で開催されていた絶滅危惧植物展で見かけた貴重な花の一つです。写真のように下垂するように花が咲いています。説明によれば、熱帯アジアには広く分布しているそうですが、日本では、九州南部の大隅半島と種子島だけに分布している貴重な植物で、絶滅危惧IA類(CR)に指定されており、「Cymbidium dayanum」、呪力広葉樹の幹に着生するラン科、シュンラン属の一種だと記されていました。和名は、大隅半島の自生地である辺塚にちなむそうです。写真は10月3日に撮影しました。
つくば植物園で美味しそうな実がなっていました。初夏に朱色の美しい花が咲きますが、秋には写真のような実がつきます。熟してくると実の先端が割れてさらに美味しそうになります。写真は10月3日に撮影しました。