鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

某国営放送における変遷

2014-01-27 22:49:56 | Weblog

朝は、底冷えなれども、日中は穏やかな月曜日。


数年ぶりに某国営放送の大河ドラマを拝見させていただいて、思うことの続き。

以前(・・・といっても、相当昔にさかのぼるけれど)、大河ドラマは、もっともっと凄く凄く・・・重厚だったと思います。
何時の頃からでしょうか・・・セリフを覚えられない、セリフの意味が解らない・・・などという役者なのかアイドルなのか、それとも、歌手なのか・・・そんな得体のしれないメディアの亡霊が、主役を演じるようになったのは・・・。

某国営放送は、日本の放送局にあって、唯一、視聴率にとらわれることなく運営できる機関であったハズです。

大河ドラマばかりではなく、普通のドラマ・バラエティ・・・その他・・・。
何故に、ここまで、民放化するのでしょうか?
いいんですよ・・・あなた方は、視聴率に関係なく、報道『だけ』を旨とすべき、機関なのですから。

ああ・・・コレが、あのシェイクスピアを朗読させたら、たぶん、完璧にセリフを言えるであろうアナウンサー達を育成していた機関の番組か・・・と・・・嘆く視聴者も多いのではないかと思います。

変わりゆく時代の中で、そう・・・国民から受信料なる資金を調達して作る番組が・・・コレ・・・って?

受信料払ってでも、見たい番組・・・そう・・・それは、19時台のニュース・・・只、コレのみ・・・だって良いハズなのですが・・・。
それと秀逸だったのは、ドキュメンタリーと文化芸術番組・・・そっち方面に、更に力をいれて欲しいところですが・・・まあ・・・国民自体が、幼児化しているこの国では、無理か・・・誰も、見なくなっちゃうから・・・それが、かの国営放送局のホンネかもしれない。

旧き良き某国営放送をのぞむのは、もう無理・・・というものであれば、願わくば、いま少しばかりの格調高さを取り戻してほしい・・・なんて、言ってるのは、たぶん、ワタシだけ・・・。

・・・しかし・・・なにか・・・報道を必要とする、大事件が起きた時に、たぶん、一番、信頼のおける報道機関が、某国営放送ってことは、否めない訳で・・・。
先の震災のときも、かの報道局ばかりみておりましたし・・・。

まあ、とにかく、もう少し、以前の品格を取り戻して欲しいと勝手に思っている某国営放送の大河ドラマを見でおきながら、ほざいている・・・暇なワタクシ・・・。