鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

昔の記憶~温泉宿②

2014-09-23 22:55:56 | Weblog
曇りがちで、少し暑い秋分の日。


昨日、昔、宿泊した温泉宿のことを書いていたら、やはり、居住地の県の北部にある温泉宿に、その翌年だったか次の年だったか・・・とにかく、お盆の時期で、安価に泊れる宿を探していた頃のことを思い出した。

あの頃は、まだ自室にエアコンなる文明の利器を設置していなかった頃で、夏などは、何処か涼しい場所へ避難(暑)することばかり考えていた頃でもあった。
ただ、今よりは、ずっとずっと凌ぎ易くて、エアコンを使ったとしても、正午から夕方前くらいで、充分で、夜間は、窓を開け放しておくと、涼しく眠れた。

どうも、温暖化は、急ピッチで進んでいるようである。


私の泊る宿は、価格の設定が、安価だから、施設が、ボロい、サービスも悪い、食事も最低・・・というところにばかり・・・といっても、昨日記載した渓谷のボロ宿と今回も川沿いの宿の二か所は、ボロさも際立っていた。

やはり、有名な温泉地でも、旅館は、ピンからキリまで、存在するものである。
今日、記載するこの宿も、オボロゲな記憶しかないけれど、食事は、まあまあだったし(・・・おかあさんの手作り料理風だった)、温泉場は、汚いが、湯は、よいお湯で、他に誰も入湯者がいなかったので、ひとりでのびのびできたのは、祝着であった。

温泉が、旅館の地下にあって、川(渓谷)に面する露天?風呂風なのだけれど、なにぶん、地下で、陽が当たらないから、暗くて、陰気で、ちょっとコワイお風呂なのであった。
ここでも、8月上旬くらいまでは、蛍狩りができたという。

例の如く、テレビは、見ずに、残暑見舞いのハガキを書いたり、雑誌を読んだりして、過ごした。

食事を作らない、お風呂を立てる必要もない・・・ようするに、暇な状態で、一晩過ごすのだけれど、このときは、本は、持参しなかった。
携帯電話のインターネットをみたり、ゲームをして過ごしたのだと思う。

普通、お盆の時期に、おんなひとりで、温泉宿って・・・どういう客なんだろうと思われたかもしれないけれど。

因みに今日、記載した宿は、廃業したのだろうか・・・。

旅館の検索サイトからは、その旅館の名前を見つけることはできなかった。