お昼に震度5の地震。
自宅にいたけれど、先の震災を思いだし、揺れの最中には、身動きが取れずにいた。
ニュースで、震源がかなり近い事を知る。
今月の始めにも、大きな地震があったけれど。
そんなこんなと思いながら、今、こうして呼吸をしているのが、不思議に思える。
1秒先なんて、誰にも分からぬもの。
こうして、ただ息をひそめるように、暮らしていることも、何やら不思議に思う。
あの揺れ方は、活断層が、近しいことを物語っているようだ。
最初に、縦揺れ。
海底の地震とは、また違うピンポイント的な揺れ方だった。
これからも何度か、こうした地震に遭遇するのだろう。
結局、ヒトは、自然の持つエネルギーの前に成す術もない・・・ということなのだろう。
台風、竜巻、豪雨。
備えあっても、憂い有り・・・だ。
普段は、忘れているけれど、或る日突然、牙をむく自然に、驚異と怖れを感じながら過ごすこと。
崇め、敬い、そして、生かされていることを知る。