鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

柑橘系③檸檬(れもん)

2015-07-01 13:41:37 | Weblog

雨・雨・雨・・・の7月の始まり。

  
柑橘系が好きである・・・ということは、この拙ブログで、何度も書いていて、味は言うに及ばず、香りも大好きなのであった。

子供の頃、柑橘類と言えば、温州みかん、夏みかんとか甘夏(または、甘夏オレンジと言っていた)、いよかん、ネーブル・・・くらいしか流通していなかったように思う(・・・いつの時代かと言えば、昭和の後半頃だと思って下さい)。
その中で、一番馴染が深かったのが、温州みかんと夏みかんで、普通に、皮を剥いて、そのまま食べる(夏みかんに関しては、お砂糖をまぶして食べるのが好きだった)。

柑橘類のうちでも、レモンは、ちょっと特異な存在で、生で、食べるには、酸っぱすぎた。
紅茶に浮かべて、レモンティーにするくらいしか使いみちを知らずにいて、しかも、国産レモンというのが、まだまだ流通に乗っていなかったせいか、アメリカ産の・・・しかも、防カビ剤、防腐剤(所謂、ポストハーベスト)に漬けてから輸送するため、特に、皮は、猛毒である・・・という認識でいたから、(特に)米国産のレモンには、手を出さなかった。

最近は、国産のレモンが、流通してきて、都心よりかなり外れた我が居住地でも、安易に手に入るようになった。
そのせいかどうかは、知らないけれど、塩レモンだとかの調味料としても、話題に上っている。

無類の柑橘好きだから、もちろん、レモンも大好きで、スイーツ類で、レモンクリームなんて銘打ってあると、すぐに手をだしてしまう。
レモンクリームパイだとか・・・レモンケーキだとか・・・かなり好きなのであった。

国産のレモンが流通し始めて、私は、このレモンが手に入ると、寿司飯用(ちらし寿司だとか、カリフォルニア丼風のサラダご飯など)のご飯を作る時、酢よりも大目にレモン果汁を使ったりする。

爽やかな酸味が、これからの時期にとても嬉しい。

食欲ななくても、さっぱりと食べられる。

先日、スーパーで、レモン風味に冷やし中華なる麺類を発見したので、買ってみた。
昔の冷やし中華は、その酢に加えられた?人工甘味料的味に辟易したけれど、最近のは、美味しくなっているような気がする。その上、レモン味ですと・・・?これは、買いでしょう。
菊水というメーカーから出ている生麺の冷やし中華でとてもさっぱりしていて、美味しかった。面が極細なのも夏には、嬉しい。

レモンの産地である地中海地方のイタリアとかスペインなどは、お料理にもレモンは、欠かせないものだろう(・・・と勝手に思っている)。

スズキのポワレなどには、レモンソースだったりすると、物凄く嬉しい。

サラダのドレッシングなどでも、レモンドレッシングだったりすると喜びが倍増するカンジだ。

スイーツにしても、リコッタチーズとはちみつとレモンだとか、やはり南欧系の食材なのだろう。
レモン・・・檸檬・・・字面も綺麗で、爽やかで、香りがとてもよい。

爽やかな酸味。

やはり私は、柑橘好き、檸檬好き。