台風11号接近中。
遠く?離れた関東でも、局地的に大雨・強風の影響・・・とニュースが、伝えていた。
季節によって、春の嵐、秋の嵐、冬の嵐・・・と様々あるけれど、夏の嵐・・・と言えば、やはり、台風・・・ということになるのだろうか?
『東経180度より西の北西太平洋および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったもの』
台風には、このような定義があるらしく、これ以外は、台風とは、呼ばないようだ。
発生地域によって、呼び方が変わるようで、メキシコ湾周辺で発生したものを、ハリケーン、ベンガル湾やアラビア海などの北インド洋に発生する熱帯低気圧の風速の度合いにより、サイクロンなどというようである。
21世紀になってから、台風の来襲が、早くなって、5月にやって来たりしている。
温暖化などの環境の変化によって、台風も巨大化しつつあるようで、海水温度だとかの上昇によって、育ち方が、ハンパない成長?を続けているようで、毎年のように、被害が報告されている。
『夏の嵐』・・・などとタイトルをつけてしまったけれど、フジテレビあたりの昼メロの題名なんかを思い出してしまうよなぁ・・・。
華の嵐だとか、愛の嵐・・だとか。
嵐は、山の下に風と書く。
易経なら、『山風蠱(さんぷうこ)』・・・かな・・・?
腐ったようなイメージのある卦だから、嵐とは、ちょっとそぐわない気もしないではない。
上下が、逆の『風山漸』の方が、嵐のイメージには、近いかも・・・(・・・全然、近くないか・・・)
強風の中、鳥達は、雑木林の中を飛び回り、蜩(ひぐらし)も朝と夕方の時間を告げるように一声を上げる。
鳥や昆虫には、あまり関係ないのだろうか・・・?
時間の概念の無い彼らには、その時その時、一瞬一瞬しかないのかもしれない。
だから、嵐の日でも、飛び回るのだろうか・・・?