くもりがち。
朝方は、7月らしく、まだ少しだけ清涼感がある。
8月の朝は、明け方からいきなり昼になってしまうような感じで、余裕がない。
それに比べると、7月は、まだ・・・『朝ですよ?』という感じがする(・・・そんな感じがするだけで、7月だって、朝から暑い日は、たくさんあるか・・・)。
夏休みになり立てで、まだ充分幸せな気分の残る7月なのだ。
夏休みの宿題というか課題というか・・・そんなモノの中に『読書感想文』なる分野があって、私は、読書感想文が嫌いだった。
文学作品のつまらなさとか・・・(読解力がないから、本当の素晴らしさが理解できないだけ)書く訳にはいかないし、(生意気だけれど)常識的に考えて、無難に適当に、アラスジなど入れて、教師受けのよいように、書く・・・。
学校で出される課題図書は、面白くなくて・・・というより、私は、今ほど、読書が好きじゃなかった。
本屋さんにも『夏の一冊』だとか・・・(『夏の百冊』だったかもしれない)そんな夏休みコーナーが出来ていて文庫本などが、平積みになっていたりする。
文学系では、文豪・夏目漱石、森鴎外、ドストエフスキー、パールバック、ヘミングウェイなんぞが並んでいて、何だか、肩が凝りそう・・・というか、寝そべって読むような本ではなくて、きちんと机で読む本達なのだ(私は、寝転んで、身体を横にしないと、文字や物語が頭に入らない性質で、困っている。そのせいで、視力も左右に差があって、所謂、ガチャ目というヤツだ)。
今は、どうなんだろうか?
やはり、夏休みガラミで、読書感想文指定本などのコーナーがあるのだろうか?
インターネットで、注文すると早ければ、翌日くらいには、もう自宅に配送されるシステムが構築されてから、街の書店には、アシを運ばなくなった。
以前は、1週間に一度は、必ずと言っていい程、本屋さんに通っていたものだったけれど。
書店の雰囲気は、好きだけれど、随分と近視の度が進み、背表紙など見ているとクラクラするし、書店に在庫がなければ、注文をして、1週間だとか、10日だとか、待たなければならないし、書店へ行く時間も惜しかった。
今は、時間は、あるけれど、本を買う余裕がなくなってしまった。
現在、どうしても読みたい本があるのだけれど・・・と思っていたら、以前、誕生日のプレゼントに頂いた図書券があるのを思い出した。
(コレを使わせて貰おう・・・)
図書券(図書カード)を使うには、やはり、書店へ行かねばならないかな・・・。
週末には、本屋さんへ行こう(別に週末迄待たなくとも、いつでも行けるのだけれど)。