昨日(9日)は、午後から、県東北部に位置する那須烏山市へ。
我が居住地の桜(染井吉野)は、ほぼ散ってしまって、のこり1割を残すのみで、あとは、原産種の思川桜、八重桜、枝垂れ桜、山桜・・・とゴールデン・ウィーク頃迄は、お花見を楽しむことができる・・・できるがしかし・・・やはり、お花見と言えば、ソメイヨシノに尽きると思っている。
相方曰く・・・。
相方の住む県央では、今、満開、散り始め・・・くらいだから、更に、北上すれば、満開の桜がみられるでしょう。つきましては、那須烏山あたりまで、行こうと思っているんだけれどね・・・。
気温22℃。
つい、先週までは、寒くて、寒くて・・・なんて思っていたけれど、季節は、加速度をつけて、駆け抜けていくようだ。
国道を北上しながら、周囲の桜を眺める。
(先週の中頃、開花した花に、雨が当たって、白っぽく、色褪せているようだなぁ・・・)
それでも、やはり春の花。圧倒するばかりの桜の大木。
学校の校庭。
工場内の敷地。
神社、公園など・・・いろいろなところに、薄紅色の桜が、かすみがったように美しく咲いている。
那須烏山に到着。
まず烏山和紙会館へ。
地場産業のひとつである和紙の販売、民芸品、日用品、近くの益子焼の工房で作られた陶磁器などを展示。
もみじの葉っぱを梳きこんだ和紙なども販売されていて、こんな和紙で、障子貼りをして、緩やかに傾く秋の午後の光を透してみたい。
そんな風情の似合う大正末期か昭和初期頃の日本家屋に住んでみたいな・・・などと、在らぬ妄想を掻き立てられる。
紙漉きは、重労働と聞いている。山あいの街で作られる美しい和紙。
隣接する清水川公園の桜は、満開。
ものすごい花吹雪・・・ああ・・・やはり、桜と言えば、この花吹雪の中に身を置かねばな・・・。
穏やかな光の中で、舞い上がる花吹雪・・・。
コレだよ。コレ・・・ニッポンのお花見。
染井吉野の花吹雪。
(本日の画像。清水川公園内の桜。桜吹雪を画像に納めたかったのだけれど、全く絵にならなかったです。残念)