(一昨昨日からの続き)
展望台から、上ってきた道を、今度は、一気に下って行く。
登りよりは、はるかに、楽である。
一度来た山林道の復路だから、既知感と安堵感もあるから、気分的にも、楽である。
(まさか、登山?するとは、思わなかったけれど)
あとで、iPhoneのヘルケアデータを見ると、なんと上がった階数は、24階になっていた。
往復1000段近くの階段を上ったから・・・。
時刻は、17時を過ぎていた。
夕方の風は、少し冷たい。
市役所の駐車場に留めおいた車に辿りつき、あ~~~やれやれ・・・。
休日出勤の職員さん達の退庁時間でもあり、見知らぬ車を、勝手に留めさせてもらっているにも関わらず、
『こんにちは。』
と、きちんと挨拶をして下さる。
公園に居た時も、住民とおぼしき方が、こんにちは、桜が綺麗ですね・・・などと、きさくに話しかけてくれる佳き土地柄のようだ。
平和な良い街なのだろうね。
悪い人などいないのどかな平和な街のようだ。
少し早めだけれど、夕食にしましょう・・・ということで、訪れたのは、山間部に、こんなオシャレなお店が・・・???というくらい、おしゃれなお店であった。
『本日、団体様のご予約があり、御席にご案内するのが遅れる場合があります。』
との貼り紙。
予約名簿に名前を書いて、待つこと15分くらいで、テーブルに着くことができた。
テーブルから見える屋外は、小さなガーデンに花が一杯。
桜も満開。
チューリップ、パンジー、ムスカリ・・・。
出窓には、撫子の花。アルコールランプの灯るテーブル。
トロトロと柔らかく煮えたビーフシチューを食べながら、満開の桜とプチ登山、山村のお祭り・・・。
同じ県内に居ても、訪れることのなかった、初めて訪れた那須烏山の半日旅終了。
お腹が一杯だし、山登りで疲れ果て、いつも帰りは、寝てしまうドライヴなのであった。