風薫る5月。
薫風・・・。
気温は、夏日だけれど、湿度が、低く、風が爽やかな季節。
来るべき、雨期の前の一瞬の爽快さ。
それが、理想の5月。
新緑は、眩く美しく。
爽やかな緑に、花の香り。
やはり5月は、美しい。
薫風とは、5月の風の代名詞・・・。
現在は、針エンジュ(にせアカシア)が、香り始めている。
毎年、5月になるとこの針エンジュのことを書いてしまうけれど。
クリーム色を帯びた白い花で、藤の花のように花房になって咲く。
花言葉は、『慕情』、『親睦』、『友情』、『頼られるひと』、『死に勝る愛情』
木に、毒を持つことから、『死に勝る愛情』という花言葉になったとか。
蜂蜜を採取する花でもあるようだ。
外来種で、日本古来の木ではないけれど、その繁殖力は、すさまじい。
百年足らずで、日本各地に広まった。
我が家の入り口にも、もともと自然発生の針エンジュがある。
この花の香りをかぐと初夏だな・・・と思う。