鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

しもやけちゃん

2017-02-06 07:55:56 | Weblog
 
冬の寒さに関する憂いごとの一番は、やはり『寒い・・・』に尽きるかもしれない。

先週だったか・・・日中の気温が、20℃近く迄、上昇したときには、やはり、暖かい方がいいな・・・と思った。

冬の朝は、眠いうえに、寒い・・・。

寒い、寒いと言っても、暖かくなるわけではないけれど、暑いときは、イライラする・・・というのとは、また違う辛さもあったりする。


幼少の頃、冬には、足の裏に、『しもやけ』なるものが出来て、歩くと痛い。

お湯と水の温度差の洗面器に足を交互にいれて、血行をよくするなんてこともやったけれど、やはり、冬中、しもやけに悩まされた。

私は、足の裏・・・特に、かかとから、足の先の先端などに、血液の固まり?みたいなしこりが出来ていて、眠る前にマッサージなどして、ビタミンE入りのクリームなどつけたりしたけれど、外気温が上がらない限り、治ることはなかった。オロナイン軟膏なんかもあったよな・・・(アレは、万能?薬で、虫刺され、かゆみ、切り傷、擦り傷・・・なんかに良く使っていた)。
お風呂に入ると、しもやけの部分が、痒くなって、痛いんだか、痒いんだか。

私は、足裏だけだったけれど、友達は、手の指にしもやけが出来ていて、見た目、かなり痛そうで、気の毒だった。

そんな冬の足の憂いも、長じてからは、解消した。

子供の頃、『しもやけ』は、お嫁に行けば治る・・・というハナシを聞いたのだけれど、もしかすると、ナニカ他に、別の意味もあったんじゃないだろうか・・・などと今にして思うけれど、真偽の程は、知らない。

しもやけになることは、なくなったけれど、睡眠中の足の冷たさは、ひどかった。

電気アンカというものにお世話になっていたし、猫が居た頃は、猫に横取りされたりしながらも、なんとか、凌いでいて、いつのころからか・・・体質が、変わったのだろうか・・・電気アンカを使わずとも、ことたりるようになった。最近は、ラム酒などで、自家発熱を試みているけれど、ビールより、ラム酒の方が、量が少なくて、温かさが、長持ちするような気がする。

・・・もっとも、ロングスリーパーで、なかなか寝付けないでいて、眠りも浅く、睡眠の質が最低だから、燃料が切れてくると、たちまち、膝から下が、冷え冷えとしてくる。

極端な冷え性の体質の女性などは、眠るとき靴下をはかないと眠れない・・・ということをよく聞くけれど、私は、靴下をはいてねると、気持ちが悪くて、無意識に脱いでしまうから、真性の冷え性ではないのかもしれないが・・・。

幼少の頃、冬には足にしもやけができている・・・というだけでは、済まなかった。
コレは、差別用語らしいのだけれど、所謂・・・『足萎え』というヤツで、小学校の低学年までは、平らな舗装道路を歩いていても、かなり、よく転んだ。

あまり上手く歩けなかったようで、すぐ、なにかに躓く・・・私の両膝は、いつも擦り傷が、絶えることがなかったような気がする。

しかし、やはり、慣れてくるのか・・・そのうち、あまり転ばなくなった。

幼少の頃は、小さくて(今もチビだが)、偏食のうえ、食が細く、嫌いなものは、絶対、口にしなかったから、栄養状態も良くなかったからもしれない。

特に冬などは、カロリーの高いもの、たんぱくしつ、血行をよくするビタミンなど、特に、子供は、多めに摂取した方がよいのかもしれない。

温暖化で、冬の寒さも、昔ほどではないにしろ・・・。

体温調節が難しいお年寄りなどは、夏の熱中症とともに、冬の凍死にも注意した方がよさそうだ。