昨日、今日。
普段は、あまり製菓づくりをしないひとでも、ヴァレンタイン用に、何かお菓子でも作りましょうか・・・ってことで、キッチンにこもる諸姉も多いかもしれませんね。
まぁ・・・諸姉だけとも限らず、諸兄の方々もいるかもしれません。
ショコラ・・・カカオ系には、チトうるさいって男性も増えているらしく。
今日のお題『パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない?』は、かのフランスで、国民の困窮を顧みず、自らの贅沢に忠実だった・・・と言われるマリー・アントワネット本人が、言ったとか、言わないとかで・・・その言葉の意味の捉え方で、かなり人物像が違ってくるように思えます。
言ったか・・・言わないか・・・それは、今となっては確認のしようもないですし、後世に創作されたものだとも言われております。
本来は、18世紀頃、パンには、上級小麦が使われていて、小麦の不作により、パンを作ることが難しくなったのを知ったアントワネットが、二流、三流、そしてライ麦などの価格の安価な小麦にバターや砂糖などで、味をつけ、食べやすくしたものが、当時のお菓子。
パンより、価格が安かったのか、否か?
バター、砂糖がどのくらいのお値段だったかは、わかりませんが・・・。
そんな意味で、お菓子を食べたらいいのでは・・・的発言が、贅沢にすり替わったという説もあるようで。
そう言えば、都内で、マリー・アントワネット展が、開催されていて、今月末くらい迄でしたでしょうかね?
行きたかったな・・・でも、今月は、都内に御用は、無いし。
先月の通院のときに、行っておけばよかったな・・・なんて、後悔しています。
却説。
18世紀と違って、今は、小麦の方が、断然、安価なように思いますが、コレは、コレで。
日本に出回っている小麦の販売メーカーで、需要をほぼ掌握している企業があります。
そして、この安価な小麦を、安価に提供できるには、理由があるようです。
一粒の小麦の苗から、普通の小麦の数倍の実をつけ、病害虫に強い・・・遺伝子組み換え小麦というヤツです。
パン、菓子はもとより、うどん、ラーメン、素麺などの麺類を始め、様々な加工食品に使われる遺伝子組み換え小麦。
遺伝子組み換えのうえ、更に、輸入過程で、生じる不具合を防止するため、防虫剤、防黴剤、防腐剤など化学薬品に浸けこんでからの船積みするそうです。
スーパーなどは、ほぼこのメーカーの小麦で占められており、国産(北海道産)の小麦は、100gあたり、数十倍の価格で売られていますから、遺伝子組み換えの化学薬品漬けの小麦がいかに安価かわかります。
安全(だと思われるもの)は、高価である・・・ということでしょうか。
考えてみれば、安価な小麦だからこそ、200円前後で、外食のうどんが食べられるのです。
この外食うどんの原材料は、HPで、調べると、国産小麦と明記してありましたが、国産小麦100%とは明記してありませんでした。
数パーセントでも、国産小麦を混ぜてしまえば、国産と言っていい・・・という不可思議な基準。
厚労省は、詐欺集団だよね。
食品に始まり、効果のないがん治療薬。
製薬会社との癒着。
更に、遺伝子組み換えは、小麦のみではありません。
油脂類にも、誰に憚ることなく使われています。
コーン油とかサラダオイル、キャノーラ油・・・一応、健康によい油ってことで、売られていますが、欺瞞に満ちていますね。
大手メーカーの殆どが、安全性の確認できない小麦、コーンを使い、食品加工メーカーに卸している始末。
安全を守る立場の厚労省は、利権絡み。
誰も、本当の事は、言いません。
自己防衛にも限界があります・・・。
地球規模で、爆発的に増え始めている人口を減少させるには、ちょうどいい作戦かもしれません。
ヴァレンタイ・ディをひかえて、大好きなひとに渡すチョコレート(及び、手作り菓子類)。
大丈夫ですか?
そのチョコレートにも、コーン油が使われ、ブラウニーだとか、フォンダンショコラに使う小麦は、化学薬品まみれ。
アントワネットの時代の方が、ヨカッタかも?
でも、飢餓も相当苦しいよな?
危険な食品と飢餓・・・さあ!選ぶのは、どっちだ???