午前3時頃、何やら、外が妙に明るい気がして、ヴェランダ側の窓の外をみると・・・。
雪が積もっておりました・・・。
一昨日は、20℃越えだったのに。
そして、今日は、冷たい北西のやや強めの風が吹いてきました。
季節のフライング。
行ったり・・・来たり・・・。
昔から、不思議に思っていましたが、雪の積もる夜は、何故か明るい・・・ような気がします。
白い雪が反射するせいなのか・・・。
雪雲は、真の闇夜にならないような・・・それは、今は、街灯の光が、雪に反射するから、そう見えるのか・・・。
雪灯りは、不思議な色合いで、明け方でもないのに、明るいのです。
ぽぅ・・・とした明るさ・・・。
太陽にはない・・・月夜のような明るさ・・・。
私の車のフロントガラスとボンネット、ルーフには、もうかなり積もっておりました。
・・・降りだしたのは、日付が変わった頃でしょうかね?
・・・そんなことを思いながら、うとうと眠ってしまいました。
目がさめると・・・世界は、明るく輝いていました。
春の光が、溢れています。
眩しい眩しい春のひかりです・・・(春のひかり…などと書くと、何処かの通信会社とか電力会社のキャッチフレーズみたいですね・・・。ナントカひかり・・・とか、ひかりナントカ・・・だとか・・・)
そして、正午前。
冬の置手紙のような雪は、私の車のフロントガラスに、少し残っておりました。
北向きの日影に、冬の置手紙です。
一昨日訪ねた大沼の白鳥さんは、北へ帰ってしまったのか・・・会えませんでした。
古い皮のトランクに、冬の名残を詰め込んで、白いトレンチコートの衿を立てて、北へ旅立つ綺麗な女のひとを連想してしまいました。
『来年もまた会いにきてくれるよ。』
相方は、そう言いました。
『赤城の山も今宵かぎり・・・。』
私は、大沼の白鳥に、白いトレンチコートのきれいな女のひとを連想しましたが、相方は、国定忠治だったようです。
随分なギャップがあるようです?