くもりがちで、寒い一日。
2月・・・。
きさらぎ・・・。
12月、1月の頃とは、太陽の光がちょっと違っているような気がします。
赤外線や紫外線の関係なのでしょうか?
明け方近く・・・。
もし、このまま、死んでしまうとして・・・。
そんなことを考えながら、目を閉じます。
暗闇の中に、考え事が浮かびます。
ピカピカする光や人の顔、モノ・・・頭の中で、想像するありとあらゆるものが目を通さずに、浮かび上がってくるようです。
所謂・・・雑念・・・というヤツでしょうか?
そんな雑念と遊んでいると、この世界は、私以外、誰もみることのできない世界なのだろうと思ったりします。
目を開けると・・・暗闇に戻ります。
そして・・・この現実という暗闇もまた・・・私が、死んでしまうと、消えてしまいます。
明るくなって、夜が明けても・・・。
そこに、私が存在して、この明るさを感じなければ、この世は、この世として、認識されず、そこに存在するのかどうかも分からなくなります。
観察者(わたし)が、いなければ、世界は、ない・・・???
それならば・・・何故、世界は、観察者(わたし)の思う通りにならないのでしょうか?
きっと・・・他の観察者(たにん)の世界もまた別に存在するからなのでしょうか?
観察者(わたし)の世界と他の観察者(たにん)の世界は、何処で、交わって、何処で、遮断されるのでしょうか?
そんなバカなことを考えていると、あたりが、うっすら明るくなってきます。
わたしは、やっと眠りにつきます。
覚めても・・・覚めなくても・・・やはり、そこには、私の世界があるようです。