鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

如月の頃

2017-02-01 21:05:43 | Weblog

くもりがちで、寒い一日。

2月・・・。

きさらぎ・・・。


12月、1月の頃とは、太陽の光がちょっと違っているような気がします。
赤外線や紫外線の関係なのでしょうか?


明け方近く・・・。
もし、このまま、死んでしまうとして・・・。

そんなことを考えながら、目を閉じます。

暗闇の中に、考え事が浮かびます。

ピカピカする光や人の顔、モノ・・・頭の中で、想像するありとあらゆるものが目を通さずに、浮かび上がってくるようです。

所謂・・・雑念・・・というヤツでしょうか?

そんな雑念と遊んでいると、この世界は、私以外、誰もみることのできない世界なのだろうと思ったりします。

目を開けると・・・暗闇に戻ります。

そして・・・この現実という暗闇もまた・・・私が、死んでしまうと、消えてしまいます。

明るくなって、夜が明けても・・・。

そこに、私が存在して、この明るさを感じなければ、この世は、この世として、認識されず、そこに存在するのかどうかも分からなくなります。

観察者(わたし)が、いなければ、世界は、ない・・・???

それならば・・・何故、世界は、観察者(わたし)の思う通りにならないのでしょうか?

きっと・・・他の観察者(たにん)の世界もまた別に存在するからなのでしょうか?

観察者(わたし)の世界と他の観察者(たにん)の世界は、何処で、交わって、何処で、遮断されるのでしょうか?

そんなバカなことを考えていると、あたりが、うっすら明るくなってきます。

わたしは、やっと眠りにつきます。

覚めても・・・覚めなくても・・・やはり、そこには、私の世界があるようです。