暖かすぎるような初冬の週末。
夏日(25℃)に迫るような気温の上昇ではあるけれど、夕刻が迫り、風が出てくると、居室隣接の雑木林から、サワサワと音を立てて、落ち葉が舞ってくる。
過ぎた夏は、もう幻想の彼方へ・・・。
季節が逆戻りすると、翌日は、寒くなったりする。フェイントを掛けられるというヤツなのかも・・・?
大きな柚子を数個貰ったので、柚子ママレードなど拵えてみる。
先週、(先々週、県央の道の駅で、購入した)無農薬レモンを、レモンママレードにしようと思い、皮を削ぎ、何度も茹でこぼしたのだけれど、大失敗に終わった。
『苦すぎて、喰えん。』
敗因は、レモンの皮が、青いうちは、相当、苦いということと、金属鍋では、上手くいかないらしいし。
上等とは言えないが、和三盆もどきの砂糖なども、相当、無駄にして、結局のところ・・・食えぬものは、捨てるしかない・・・ということで、生ごみと化してしまった。
すまない・・・レモン達、そして砂糖とガス代・・・。
柑橘類のジャムは、難しい・・・と聞いていたが、こんなにあからさまに失敗するとは。
(どうにか、食べられぬものか・・・と思案したが、こんなに苦みが強くては、何をもってしても、リカバリー不可能なのだよね~~~取っておくわけにもいかず、涙を呑んで、廃棄したのだった・・・!)
・・・で、今度は、柚子である。柑橘である・・・。
まあ・・・レモンよりは・・・と思い、皮を薄く削ぎ始める。レモンの固い皮よりは、向きやすいものの・・・。
もともと、スカスカな実だったけれど、果肉は、種しかないようなもので、果汁を絞りだしたのこりを、スプーンで、削いで、下拵えをした。
皮を細切りにして、5回程茹でこぼす。
茹でこぼす前にふと、拙宅には、アルミの雪平鍋しかないし、ステンレスの鍋は、大鍋しかないことに気が付いた。
何故か・・・というと、頻度的には、1か月に2個くらいは、家人が、ガスレンジにかけっぱなしにして、焦げ付かせてしまい、高額な鍋も、みんなダメにし、残っているのが、アルミの雪平鍋であった・・・。
ガスレンジが、故障したので、新しいガス台にしたのだが、焦げ付き防止機能というか、自動的に火が、止まる制御装置がついて、ソレ以来、有難いことに、焦がしてダメにする鍋の数が、劇的に減ったのだった。
はてさて・・・。
でも、何処かに、ホーロー鍋があったような・・・と思い、階段したの収納庫を探したところ、御誂え向きに、ホーロー鍋を発見。
砂糖を加え、煮詰めて、完成。
でも、労力の割には、出来高?が、少ない・・・。
それでも、明日は、この柚子ママレードにて、バタートーストを食べようと思っている。