年明けは、穏やかなお天気に恵まれました。
今朝の初夢は、如何でしたでしょうか・・・?
鎌倉時代・・・源氏三代が滅ぶと、執権を握り、北条氏の繁栄の礎を作った尼将軍・北条政子。
彼女は、妹の夢の話を聞き、その夢が、凶夢だから、私が、買い取ってあげましょう・・・と、高価な着物(装飾品だったかもしれません)と、交換しました。
実は、吉夢と判断して、妹の夢を買い取ったのです。
その後、伊豆に配流された源頼朝を夫に迎え、鎌倉幕府の誕生を待つことになります。
この夢が、吉か凶かは、その後の彼女自身が決めることになるのでしょうが・・・。
権力は握ったものの、息子たちは、彼女より早く、この世を去りました。
古今東西、夢に関するお話は、興味が尽きないのですが、『初夢』で、今年1年を占う・・・という風習が今でも残っているということは、やはり、迷信などといって、切り捨てられない、何か・・・重要なメッセージ性などが、あるからかもしれません。
夢は、正夢だけではなく、逆夢というのもあったりで、いい夢なのか、悪い夢なのか、判断がつかないこともあるようですね。
そのために、夢判断の本を読んだりしてみても、夢は、個人差によるものが、殆ど。
それでも、様々な夢のデータから、『こんな夢』には、こんなメッセージが、『あんな夢』には、あんなメッセージが・・・と、ある程度の方向性がみつけられたのが、19世紀後半頃~20世紀初頭のフロイト、ユングあたりで、精神分析学として、体系的に研究されるようになってきたようです。
それでも、夢(眠ってみる方の夢)が、現実化されるまでは、あくまで、夢で、たんなるマヤカシか、妄想の類であることには、かわりがありません。
一説によると、夢は、脳が、情報の取捨選択を行っているとか・・・で、睡眠中にメンテナンスを行っている副産物?みたいなものだとか・・・。
(睡眠中も、あまり眠っていなんだね、脳くん・・・って)
一日の情報を脳が、整理するのに3時間前後かかるそうで、他にも、心?の休養時間も必要で、それも4時間くらい?という話を聞いたことがあるのだけれど、脳=心ということでも無さそうで、その線引きは、何処なんでしょうかね?
脳と身体と心の疲れをとるには、やはり8時間前後の睡眠が必要らしいですが、すみません・・・私、最近10時間以上、寝たりしています。