明け方位まで、強い風が、吹いていたけれど、日中は、穏やかな冬晴れ。
かのフランスの王妃さまが、のたまったとされる
『パンがなければ、お菓子を食べればいいじゃない?』
というセリフが、フランス革命を、引き起こしたとか、しないとか・・・。
諸説あるようですが・・・。
一説によると、当時のかの地では、主食となるパンを焼くのに、一等小麦という上質の小麦を使っていたそうで、パンに使えない一等小麦以下の品質の落ちる小麦に、バターや玉子などを混ぜて焼いたクロワッサンとか、ブリオッシュなどの・・・所謂、本邦で言うところの菓子パンにして、喰ってみてはどうか・・・という発言だっとか、違うとか・・・。
確かに、クロワッサンとか、ブリオッシュと珈琲なんてのは、幸せを感じる(軽い)お食事でもあります。
居住地の西側に位置するショッピングモール群の中に、地元で生産された生鮮食品、加工食品を売るショップがあって、そこで、売られていた『塩ブリオッシュ』が、お気に入りです。
でも、常時あるわけではなくて・・・というより、置いてあったらラッキーくらいの遭遇率です。
この塩ブリオッシュを作っているパン屋さんは、隣市にあるらしいのですが、住宅地の中で、週2日しか販売していないということで、幻のパンとなっています。
味もさることながら、原材料に、怪しいものが、ひとつもなくて、小麦粉は、国産、マーガリンやショートニングなどは、論外で、きちんとしたバターの味がして、そして、商品名にある『塩』は、かのヒマラヤの岩塩(たぶん、ピンクソルトだと思いますが、真偽はわかりません)。
ブリオッシュといえば、大抵、甘いパンですが、銀座三越の地下の食料品売場で、帝国ホテル?だったかな、オークラだったかも???のホテルパンを販売していて、そこで、購入したブリオッシュが、美味しくて、美味しくて。
ソレ以来、ブリオッシュとみれば、買ってしまったりしています。
高価な小麦の代用品から出来たクロワッサンやブリオッシュですが、コレを、或る意味、正しく継承しているのが、ヤマザキパンという製パンメーカーさんで、今年、退位される皇后陛下のご実家の日清製粉の販売している安価な遺伝子組み換え輸入小麦で、粗悪な味をナントカするべく、長時間の常温でも、腐敗したり、カビが生えることもないランチパックをはじめ、何故か、とっても美味しいパンを作っています。
人体に害があると報告があり、一時、使用不可になった臭素酸カリウムを、再び、使いだしたのは、利権大好きな厚労省などのお偉い官僚さん達の忖度の御蔭かと思われますが・・・。
ヤマザキパンで販売していたクロワッサン、美味しかったなぁ・・・。
マーガリンとかトランス脂肪酸たっぷりで、身体に害のあると言われている原材料、添加物が、てんこ盛りされているようで・・・。
なんであんなに美味しいんだろう?味蕾を麻痺させる何かが、添加されているのかな?と思ったりで・・・。
かのマリー・アントワネットも、こんなヤマザキパンの製パンポリシーに、感動して、
『民衆が、オナカいっぱい食べられるなら、防腐剤や危険な添加物を入れるのも、仕方が、無い事かも。私は、ご遠慮するけれど・・・???』
・・・と言ったかもしれません。