本日、最高気温体温越えの平地を離れて、相方と那須へ。
高原でも、車外温度計は、32度。それでも、風が、乾いていて、涼しい。
正午少し前に、アートビオトープ那須に到着。
本日は、ランチ&水庭見学。
まずは、ランチ。水庭見学コースのランチは、おまかせコースの1種類のみ。
ノンアルコールビールを注文。
座席から、杉木立を介して、水庭を眺められる。
驚いた!今まで、経験したことのない味。手の込んだお料理の数々。
中でも、秀逸だったのが、玉蜀黍(とうもろこし)を生のまま塩麹に浸け、シジミ?(←と言っていたような気がする?)をベースにしたジェルとアイスクリーム(ほんのりと微糖感)を添えた一皿。
(フツーなら、順番的に、スープなんだろうけれど・・・冷たいビシソワーズか、玉蜀黍の冷製スープかな?と予想していたけれど、見事にハズれた)
『何コレ?』
・・・と、言ってしまった。
トマトと山羊のチーズ(クリームタイプ)、ハーブ類の前菜(←前菜という立ち位置でいいんだろうか?)。
コレも未知なる味。
茄子に鮎の身を撒いて、木の実類をたっぷり添えたメインその①
お肉料理は、綺麗な薄紅色の県産の夢ポークのグリエ、温野菜添えのメインその②
(↑だいたい、このあたりで、お腹が満杯になる。パンもフォカッチャに始まり、ローズマリー風味のトースト等が供された)
デザートは、桃とラズベリーのタルト・・・冷たいシャーベットを、目の前で、振りかけて下さる。そして、桃のアイスクリーム&ジェル。
可愛らしいモモイロのデザート。
小菓子は、抹茶のチョコレートと抹茶のサブレ&珈琲(相方は、ラベンダーの郁る爽やかなハーブティをチョイス)
ここまでのコースで、既に、2時間弱。
未知なる味で、御馳走様でした。
お腹が一杯になったところで、水庭の見学。
坂道を登ったところに広がる・・・こちらも異空間。
大小160の池と318本の(主に、広葉樹)の樹木の不思議な世界。
川から水を引き、160の池全てに繋がり、下流に流れ、再び、川に戻る循環する水。
管理された人工の自然(←人工の自然というもの不自然なんだろし、むしろ、不自然?なのかも・・・という矛盾を孕んでいるような?)。
川の水音、静かな空間には、既に、秋の気配も・・・。
(↓赤トンボ)
↓ひときわ美しい色の薊(あざみ)
人工の自然の不自然の中に、息づく植物・・・その植物と水よって、生きる様々な生き物達。シャッターチャンスは、逃がしたものの、お猿さんも発見。
(↓殿様ガエルかな。ゲコちゃん。他の池には、イモリも生息)
(↓メタリックブルーが美しい糸トンボ???他にも、巨大なオニヤンマ、青光りした綺麗なカラスアゲハなどの蝶類なども飛んでいた)
人の手によって、整然と躾けられた?自然??
そして、管理された不自然な自然の調和。
何もかも、異質だけれど、不思議と美しい空間。
お料理も水庭も、自然から生まれ、人の手によって、或る意味、コントロールされすぎた不自然さが、不思議な非現実空間を演出を生み出す。
日常から、かなり乖離したような夏の日の一日・・・。