雨降ったり、止んだり、時折、本降り。
気温20度。半袖では、少し寒い。
9月に入って、季節が、急に進んで、10月中旬並みの最高気温だとかで・・・。
昨日、生前の母と交友のあったタイ人女性から、電話があって、彼女は、お怒りでした・・・。
8月末日に、母の死と形見に何か・・・と思って、母の真珠のネックレスから、珠を外して、ストラップを作り、それを送ったのを受け取って、電話をかけてきたのでした。
お怒りは、
『どうして、今迄、教えてくれなかったのか!』
ということにつきるようでした。
その経緯については、彼女とその御主人(日本人)宛に、ストラップと一緒に手紙を入れておいたのですが。
新型コロナの影響で、家族葬で、母を送り、書中にてのご挨拶にて申し訳ないと一筆添えたのだけれど。
彼女には、わかるように簡単に書いて、詳細は、御主人へのお手紙に書きました。
昨年4月に、御主人のご母堂様、お兄様が、母と訪ねて自宅迄、来てくれたことがあり、その御礼も兼ねて、手紙を書いたのでした。
タイ人の彼女は、母とは、20年のお付き合いになるのです。
母の死は、やはりお知らせしなくては・・・と思っていたのですが、グズグズしていて、初盆を終えてから・・・ようやく連絡したという次第で。
彼女は言いました。
『昨日、夕飯の支度をしていて、ふとおばちゃん(母のこと)のことを思い出して、近いうちに会いに行こうと思っていたら、荷物が届いて、開けたら、おばちゃんが、死んだって知って、どうしていいかわからなくなった。』
20年前・・・母68歳の頃。
日本人と結婚した彼女は、生まれ故郷を遠く離れた異国(日本)の地で、出産しました。
ちょうど同じ時期に、母には、孫が誕生して、その孫育てを始めなければならなくなって、拙宅に近いアパートに彼女が住んでいて、同じ乳飲み子を抱えた老婆と異国人同士。
仲良くなりました。
それで、今迄、交友が続いておりました次第で。
母もこの年齢で、外国人の友達ができようとは・・・と驚いておりましたが。
彼女は、ハッキリ物を言うから、ちょっと・・・と思うところはあります・・・。
昨日、彼女に叱られて、或いは、余計なコトをしたのか!と思ったのですが、やはり、知らせぬ訳には、いかないし、時期が悪かったと言えば、そうだったのかもしれません。
母には、娘以上に年の離れた外国人のお友達でした。