真夏日の週明け。
朝イチ上映の映画『テイラー・人生の仕立て屋』を、隣市シネコンで、相方と鑑賞。
ギリシャの老舗仕立て屋を営んできた父と子。
しかし、店は、差し押さえられ、父は入院。
移動式仕立て屋を始めた息子のニコス。
しかし、路上で高額・オーダーメイドのスーツは、売れない。
ひよんなことから、ウェディング・ドレスのオーダーが入り、それを皮切りに、アテネの女性達からの注文が殺到。
光明が見えた矢先・・・。
ギリシャ人の女性監督によるヨーロッパ映画。
不思議な郷愁感のある映画で、現代のハリウッド映画などとは、一線を画す映画だったなぁ・・・と思ったり。
緩やかな展開は、少し退屈。
でも、ギリシャって、そういう感じなのかも・・・。
上質なスーツ、靴、ハンカチーフ。
シンガーの足踏みミシン、SUZUKIのバイク。
小物、小道具、そして、アテネの美しい街並み。
ゆっくり観るのによい映画。
風景だけみていて、ストーリーを追わずに、途中、眠ってしまってもいいかもしれない(実際、導入部が、ちょっと退屈で、寝不足気味だったので、このまま寝てしまおうか・・・とも思ったけれど・・・しっかり見てしまいました)。