鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

ここも10周年~世田谷パブリックシアター~

2007-12-07 19:21:26 | Weblog
世田谷パブリックシアター・・・新国立劇場と同じ年に出来たのね。
つい、最近出来た劇場かと思っていたのに・・・ワタクシの時間軸って、世間と相当ズレてんのかしら?

でも、21世紀に突入したばかりの時、『二十世紀(山崎正和・作/麻実れい・主演』を観にいったのだから、7年前か・・・。

やっぱり、ズレとるわ・・・私の時間軸。相対性理論でも勉強するか?

さて、この劇場、とても見やすい・・・というのは、1階席のお話。
二階席は、大変コワイ・・・というのも、座席が空中に浮いてる感じ。
想像出来ないかもしれませんが、足を乗せる床の下に、かなりの高さの空間があるんですね。
モノを落としたら、拾うのが相当大変そうだし、いくつかの席(10席前後?)ごとに仕切りがあって、入り口間違えると、座席たどり着けないんですわ。
まあ、『空中座席』と勝手に呼んでますが・・・。

キャパ600席くらいでしょうか。

今年は、2月に『地獄八景・浮世百景』と7月に『国盗人』を見ました。

この劇場のあるキャロットタワーの展望質から見るの眺望はとても素敵。
都内が見渡せます。
7月に訪れたときは、丁度、梅雨の時期でしたが、雨に煙る都内もまた一興です。
灰色の雲に覆われて、霞んでみえて、灰色の世界。
晴れているときも、綺麗だし・・・。夜景は、見たことないんですが、きっと綺麗だろうなあ。

区の施設で、これだけ出来ちゃうってやっぱり世田谷って住みやすい街なのですね。
お金持ちさんの住んでる街ですしね。外車との遭遇率もすごいし。
住人のステイタスも高そうだし・・・。
ワタクシの居住地とは、比較にならんわ・・・ほんと・・・。
こういうところも格差社会なの?
税金ばっか高くって、分別ゴミは、県内一くらい、うるさいし。
住みづらいったらありゃしない・・・世田谷区に引っ越したいです。

この劇場に来るたび、そう思います・・・。区民に劇場特典もあるみたいだし(うらやまし~)。



プリンスたちの『リチャードⅢ世』

2007-12-06 19:42:28 | Weblog
暖かな師走の一日。
先週の金曜日から土・日を挟んで、今日まで、毎月の如く、決算に追われて、ブログは、久しぶりな感じ。

気がつけば、12月の第一週も終わりに近づいていて、この分だと、今年が終わってしまうのも、
もうすぐかも知れません。

今年の初観劇は、1月4日の新橋演舞場。
劇団☆新感線『朧の森に棲む鬼』をセンターブロックの最前列で観るという快挙をなしとげました。
購入した抽選チケットが、手元に届いたとき、
『ああ、これで、来年の運は全部使い果たしたな・・・』
という思いが全身を貫きまして、予想どおり、今年は、ホント、水面下での苦労を多い年となりました。あれから・・・もう1年ですか・・・。

舞台に滝をつくり、雨を降らせ、ダイナミックな造形とそして、音楽。
主演は、市川染五郎さんでした。まあ、端正な顔の役者さんだこと。
ベースは、シェイクスピアの『リチャードⅢ世』で、このところ、シェイクスピアのご登場は、多いみたい。

同一の原作で、7月には、世田谷パブリックシアターで、野村萬斎さんの主演で、『国盗人』が上演されましたが、こちらもまた、秀逸。

両作品とも、和風のアレンジでしたが、シェイクスピアと狂言・歌舞伎というのは、相性がよいようで、とても興味深くて、ワクワクするような舞台でした。

新感線の『動』(市川染五郎さん)的な舞台に対して、野村萬斎さんの『静寂』、古典芸能の世界の両雄の個性が見事表現された舞台となったようです。

すごいですね・・・。歌舞伎界と狂言界の二大プリンスが同じ年に同じ作品で、見られた年だったんだ・・・今年は・・・。




1週間遅れですが・・・『点と線』

2007-12-02 17:10:26 | Weblog
よいお日和で、色づいた木々も、パラパラ枯葉を舞い落とす・・・休日となりました。
自宅の紅葉も深い赤。今日明日で終わりでしょうか。

・・・というアウトドアには、もってこいの一日でしたが、なんとなく不調・・・なもんで、先週(11/24, 25)放送されたテレビ朝日のドラマ『点と線』を約4時間40分(途中、休憩を挟み)見ておりました。

世界の北野たけし監督主演ですからね。
脇の俳優さん・女優さんの豪華なこと・・・。
テレ朝は、舞台系の役者さんも多く、なかなか楽しみドラマを制作してます。

北野監督ことビートたけしさんの抑えた演技も秀逸でした。
どちらかといえば、年齢層の高い俳優さんたちの起用の中で、一服の清涼剤としての高橋克典さん・・・いいオトコぶりは、健在です(ちょっと冒険して、永井大さんでもよかったかな・・・と個人的な感想)。

夏川結衣さん・・・ほんとうにお綺麗。儚げで、楚々として・・・。お美しい女優さんです。

樹木希林さん、市原悦子さん、池内淳子さんとひとりだけでも、ドラマの主役を張れちゃう大物女優さん達も3人まとめて使っちゃうあたり、かなり贅沢。

かたせ梨乃さん、高橋由美子さんあたりもわずか数分のシーンで勿体無いなぁ~。

筒井真理子さん、あめくみちこさんの舞台系女優さんもいらっしゃいましたし・・・。筒井真理子さんも相変わらずお綺麗。

舞台系では、マッスンこと枡毅さん・・・旅館の番頭さん役でちょこっと出てました。
この方も、舞台だとすごいんだけどなぁ・・・。

他にも、竹中直人さん、本田博太郎さん、小林稔侍さん、橋爪功さんといった力のある俳優さん、
大御所の江守徹さん、宇津井建さん、そして柳葉敏郎さんも出演されてました。

4時間40分堪能させていただきました。
こういう重厚なドラマもいいですね。


☆☆☆

明日から、暫く、ブログはお休みです。





極月

2007-12-01 23:11:24 | Weblog
極月の始まりでございます。

今年もあと1ヶ月か・・・。

今月は、年末に2回、コンサートとLiveの予定を入れている以外、まるで外出の予定が決まっていない。
ここ数年の傾向としては、かなり珍しいことです。

来週からは、また、月次決算だし・・・。
体調もいまひとつなんで、なんかダラダラと過ごしますか・・・。

最近、CDプレイヤーの音飛び現象や、蛍光灯まで、薄暗くなって、部屋も幾分暗い。
点灯管と蛍光灯をかえないと、なんだか、気分迄、マイナーになりそうだ。

今までのブログの中で、一番短文となってしまった・・・物憂い極月最初の日。