鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

『メカロックオペラR2C2~サイボーグなので、バンド辞めます!』③

2009-05-05 21:02:38 | Weblog
午後から雨。台風1号、2号と立て続けに発生したようです・・・。

ここで、疑問がひとつ。
果たして、『R2C2の松田くん(松田龍平さん)』は、サイボーグというカテゴリーで括れるのか・・・。
サイボーグというよりは、もろ・・・ロボットって気がしますけどね。
サイボーグというなら、(具志堅?)ヨーコさん役の片桐はいりさんが主役だと思うけれど。

そのあたりちょっと、戸惑い・・・。

主役の松田龍平さん・・・お父さんによく似ていらっしゃいます。お父様より繊細なカンジか・・・。
ロボットというかサイボーグというか・・・そういう役ですが・・・。
とても綺麗なヴィジュアル(衣装は、ちょっとハズカシイか・・・)。

お父さんと言えば、この物語・・・父と子の確執と和解のドラマでもあります。
キーワードは、遺伝子・・・。
最近(・・・でしたかね???)・・・パパになられた(・・・らしい・・・???このあたりも未確認ですが・・・)とお聞きしておりますが、宮藤官九郎さんのプライベートなテーマなのでしょうか?
二世タレントの松田龍平さんの起用もそのあたりにあるのかな・・・と全く、根拠の無い推論をしてしまいました。
このドラマのテーマに、まさにぴったりの配役・・・関係ないか・・・個人の来歴なんて・・・。

クワトロ・タムラ役の森山未来さんは、オペラ座の怪人みたいなスタイルで、細身で、手足が長いというところは、どちらかと言えば、形状的には、宮藤官九郎さんと親子って方が、遺伝子的な気もするけれど(雰囲気的には、北村有起哉さんと親子役をやらせてみたい気がする・・・)、今回は、阿部サダヲさんの演じるパルコム・タムラと親子役ですが・・・。

阿部さんは、舞台の上で、かなりな時間、裸でいらっしゃいましたが、均整のとれたシェイプされたお身体を惜しげもなくご披露。オシリの割れ目もバッチリ見える衣装で、可愛らしい。
もともとが、プリティーな役者さんですね。相変わらず。

今回は、前から3列目のほぼド真ん中というロケーション。
パルコ劇場の1列目~3列目っていうのは、舞台よりかなり低くて、上を見上げるような形で観劇するパターンが多いのですが、舞台の大道具・小道具の関係からか・・・特に、ソファなんかに座るシーンだと、女優さんのスカートが短い場合、所謂『パンツ○見え』状態になってしまうことも・・・(平岩紙さんの丸見え状態に遭遇してしまいました。モトモト見えてもOKな衣装なんでしょうが、角度が、ワタシの視界から、一直線というか、非常にきわどくて・・・。これも演出の一種なのかでしょうかね・・・。)。
お好きな方には、宜しいかもしれませんが、チョット、目のやり場がなくて、困ってしまいましたとさ・・・。
座り方、工夫されたらよかったように思いますが・・・。可愛らしい女優さんなのだし・・・。

すみません。明日も続きます。

『メカロックオペラR2C2~サイボーグなんで、バンド辞めます!』②

2009-05-04 21:00:45 | Weblog
曇りがちで、雨も近そう。

『大人計画』さんの公演は、10年ぶりくらいになるのかな・・・。
最後に見たのは、『キレイ~神様と待ち合わせをした女』だったと思いますが・・・違うかも知れません。

『大人計画』のあのシニカルで、ブラックで、底辺に流れる澱んだ雰囲気・・・っていうのは、たぶん、松尾スズキさん独特の世界だと思っていますが、それがベースになっていても、割と軽さのある宮藤官九郎さんの所謂『クドカン・ワールド』を構築しているような気がします。

・・・森山未来さん、皆川猿時さん、そして宮藤官九郎さん・・・まるで、『メタル・マクベス』、そして、阿部サダヲさんとくれば、ほんと・・・新感線・・・???。

今回のように、バンドをステージに上げるという試みをしたのは、かの帝劇で上演された『SHIROU』が、始まりだと思うけれど、以前それを考えて、果たせず亡くなられたのが、『リリパット・アーミー』主宰の中島らもさん・・・だったような・・・。
当時、ワイヤレスが普及していなくて、エレキギターをアンプに繋ぐさいのコードがどうしても邪魔になる・・・ステージにバンドの機材を置くと、肝心の演劇ができなくなる・・・ということで、断念したのが、『ハードロックじじい』だったと伺っております。

ギター・宮藤官九郎さん、ヴォーカル:阿部サダヲさん、ベース:近藤公園さん、ドラム:三宅弘城さんという布陣でしたが、演劇やってる方って、楽器がお上手な方多いんですね。

阿部さん演じるパルコム・タムラは、忌野清志郎さんを彷彿とさせるイメージだし(そう思っておりましたところ、2日に亡なれらそうで、ご冥福をお祈りいたします・・・)
宮藤さん、近藤さん、三宅さんに至っては、あの聖飢魔Ⅱを思い出させるようなメイク(・・・近藤さんは、所謂・・・あの方達・・・今は、全く面影がありませんが、『長官』を、宮藤さんは、『参謀』を思い出してしまったのは、ワタシだけ???でしょうか???宮藤さんは、アルフィーの高見沢さん風のズラがとてもお似合い)。

新感線の『メタル・マクベス』の時に、思ったのですが、舞台の俳優さんとミュージシャンが、同じ舞台に立つと、そのオーラが、明らかに違うんですね。
ミュージシャンのもつ、独特のオーラは、演劇の舞台では、かなり異質なモノと感じてしまうのは、ワタシだけ・・・???でしょうか?

その異質なオーラを、上手く同調させるのは、一重に演出家の手腕が問われるところかも知れません。

同じ『生』で、ありながら、演劇と音楽Liveってどうしてこうも違うのだろうか・・・といつも思っていたこともあったので・・・。
いっそ、その似て非なる異質なモノ同士を対立させて、緊張させるのも、観ている方としては、面白いかも・・・と思ってしまいました。

続きは、また明日。

『メカロックオペラR2C2~サイボーグなので、バンド辞めます!』

2009-05-03 21:03:51 | Weblog
曇りがち、天気は、緩やかに下り坂・・・。

昨日は、渋谷・パルコ劇場へ『メカロックオペラR2C2~サイボーグなので、バンド辞めます!』を、観にいってきました。

自宅を出たのが、15時半を少しまわった時刻。
そろそろ、夕方に差し掛かっていましたが、気温は、高め。

連休中、ずっと使わずにいたウォークマンを車のFMトランスミッターに繋いで、さて出発ってときに、
ウォークマンは、『No Battery』の表示。
(なに~???)
バッテリー切れってことは、充電しなくては、使うことができません・・・たしかこれは、3分で、3時間充電って書いてあったような気がするし・・・。
とりあえず、5分くらい充電してみたのですが、電池の表示は、2/3位になっていたので、これで大丈夫そうだな・・・ということで、出かけたのですが・・・。
車の中で、2曲聴いたら、電池の表示は、既に、残量1/3くらいに減っていて、これじゃあ、今日一日(これから都内へ出て、再び自宅へ戻るまで)・・・たぶん・・・持たないのではないか・・・。
仕方が無い・・・往路の電車の中で、音楽を聴くのは諦めて、復路に残しておこう・・・。
・・・という訳で、何年かぶりに、音楽の無い乗車時間を過ごすことになりました。
ウォークマンを購入する前って、こうやって都内へ出ていたのですね・・・今となっては、信じられないです。ウォークマンがないと生きて行けない身体になってしまったようです。

ほんと、電車の中で音楽が聞けないなんて・・・。
特に昨日は、女子大生とおぼしき数人の女性が、ワタシの背後にいらして、結構、大きな声の女の子?達で、ど~でもいいような・・・と言うより、聞きたくも無いような話題で、盛り上がっていらしたので、かなり煩い・・・。普通だと、ウォークマンのヴォリュームを上げて、遮るのですが、今日は、我慢我慢。
中年以上の女性になると、もう聞こえてくるのが、恨めしくなるような話ばかりで、聞きたくないのに迷惑だなと思ってしまうこともありますので、小声でお願いしますよ。
今回も、自分の準備が、悪かったので、女子大生の皆さんに罪は、ありません。
ちゃんと充電を確認しておかなかったワタクシが悪いのですが・・・。

・・・で、音楽絡みの今日の公演。
タイトルからだと、やっぱナマのバンドなんだろうな・・・宮藤官九郎さんだもんな。
ロックバンド・グループ魂だしな・・・。
それに、メカロックオペラってタイトル・ロールにも入れているし、あの伝説?のロックオペラ『メタル・マクベス』の脚本家さんだもんな・・・。
ご自分でもギター弾いちゃってるし・・・。

はい・・・想像通りでした・・・。
でも、ストーリーは、全く、想像できませんでしたけどね。
どんな展開になるんだろうと・・・ドキドキでした。

明日に、続きます。

燕飛ぶ季節

2009-05-01 21:01:25 | Weblog
今年のゴールデン・ウィークは、お天気もよさそうで、週間予報なんぞ見てみると晴ればっかり・・・。
気温も高くて、夏っぽいお休みとなりそうな気配。

燕の姿をみることが出来るのもこの季節。

貴族の男性が、夜会で着る燕尾服姿を連想させるし、なんか、スマート。

・・・で、今日の画像。

燕のモチーフのペンダントです。
クチバシに花、そして小さいルビーとサファイアを咥えた形。

オスカー・ワイルドの『幸福の王子』のお話の中に出てくる燕をモデルにデザインしたものだそうです。

これは、銀製で、鍍金加工されていないものなので、空気に触れると酸化現象をおこすんだろうな・・・と分かっていても、燕の可愛さについ購入してしまったものです。

燕が巣をつくる軒下のあるお家は、最近では、減っているのかな・・・。
自宅では、燕が巣をかけた年は、未だになくて、以前は、猫を飼っていたし、猫がいなくなったかと思ったら、最近では、夜中にネズミが大騒ぎだし、カラスなんかも多いところなんで、案外、イナカの家には、天敵も多くて、巣をかけない鳥なのかもしれません。
街中にあった祖母の家の、しかも国道沿いの軒下に、燕が巣をかけたことがあって、雛が孵って、あの黄色いクチバシを菱形にあけて、親鳥にゴハンをねだる姿が、可愛くて、可愛くて、自分の家にも、巣をかけてくれないかな・・・と子供ごころに思ったものです。

中華料理の高級素材・燕の巣を作るのは、イワツバメという種類だそうで、断崖絶壁に巣をかけるため、採取が大変だとか・・・。
巣の素材を運ぶ途中に、何度も何度も唾液につけるそうで、巣の完成寸前には、もう血が混じっているくらい大変な工程らしいですね。血を吐く作業・・・。
だから、なんか薬効がありそうなのか・・・。
成分は、コラーゲンっぽいイメージがあるんですけど、違いますかね?
まだ、一度も食したことないけど・・・燕の巣・・・。

稲につく害虫を退治してくれる益鳥。

カッコーともども、初夏を連想させる鳥ですが、カッコーの託卵の狡賢さに比べると、燕は、清廉なカンジがしますけどね。

剣豪・佐々木小次郎の燕返しってのもあったかな・・・。

五月最初の日・・・燕あれこれ・・・。