鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

岡崎司[WORKS]LIVE Vol.3 ④ 降臨!司観音

2009-05-26 21:01:11 | Weblog
夕方から少しヒンヤリしてきました。
雨が近いようです・・・。

昨日で、ファイナルにしようかと思っていたのですが、肝心なことを書くのを忘れてしまいましたので、4日間続きました[WORKS]LIVE Vol.3のファイナルってことで・・・。

肝心な方・・・岡崎司さん・・・。
2007年9月15日の拙ブログでも、書きましたが、WORKS LIVE としては、2年ぶりでした。
その間、演劇のステージ(2008年8月の『五右衛門ロック』)でお見かけして以来だから、去年、今年とあまりお目にかかることがなかった訳です。

LIVEのステージでもおっしゃっていましたが、数年前、大病(癌)を患われての復帰後、戻ってこられてほんとに嬉しい・・・とのことで、会場のお客さん、ステージのアーティストさんに何度も
『ありがとうございます。』
と言っていらしたのが、とても印象的でした。
穏やかなトークで、会場を和ませる力は、自己申告されている『MCは、苦手』とは、思えません。
シャイな一面を覗かせていらして、それがまた魅力でもあります。

右足を半歩前に出して、うつむき加減でギターを弾くお姿もまた格別。
ほんとうに、あのフォルムは、綺麗だと思います。
私の前に降臨した音楽の神様『司観音』様でございます。


そして、もうひとり、忘れていましたが、岡崎さんのお友達・吹きモノ(笛・尺八その他)担当の金子鉄心さん。
岡崎さんが、時々、『君』付けしているところを見ると、もしかすると岡崎さんよりお若いのかもしれません。
いろんな笛系の楽器を、軽々こなし、この人がいないと成り立たない曲も多いようで(特に『アテルイ』や『朧の森に棲む鬼』関連の曲)、いい音だしてます。

こうしてみると、民謡の木津茂理さんの和太鼓、金子鉄心さんの尺八やケーナ、今回のLIVEでは、ありませんでしたが、中国の楽器の二胡といったワールド・ワイドな楽器を、縦横無尽に取り入れているあたり、岡崎マジックの幅広さを改めて感じます。
ベースは、ハード・ロックということを、忘れてしまいそうですが、ロック・テイストなんですよね・・・。

舞台音楽という規制のあるジャンルで、物語と呼応して、印象的な舞台と音楽として記憶に残る・・・不思議な融合・・・これ程のお仕事をなさる・・・やはり、岡崎さんは、音楽を司る・・・そして、音を観ずる・・・観音様なのです。