鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

作り手の意図がわからない・・・最近のテレビ

2010-05-10 21:05:11 | Weblog
くもりがち。

連休中は、特に、外出の予定も無かったので、正時になると、某国営?放送のNHKをつけて、ニュースを見ることにしていた。
5分間の短いニュースが終わると、他局へチャンネルを変える。
料理番組をON AIRしていて、美味しそうだな・・・と思って見続けてみると・・・。

平日の午前中って、どんな視聴者層なんだろうか。
会社員・学生は、それぞれの職場・学校だから、残るは、主婦層か、ご老人層、或いは、フリーのお仕事のひととか・・・大体、そんなところか・・・。

・・・かの料理研究家の土井勝先生のご子息が出演している番組だったのだけれど。

女子アナなのか、タレントなのか、ワタシには、よくわからないのだが、それ程、若いってカンジじゃない、或る意味、妙齢(25歳前後か?)と思われる女性が、手伝う手も、もどかしくアシスタントをしていた。

こういうテレビに出ているのだから、頭が悪くては勤まらないだろうと思うものの・・・。
『コイツ、バカか?』
お料理なんか(このなんか・・・ってあたりを強調)一切作ったことがありません・・・と思われる手際の悪さ。
見ていて、イライラしてきた。

土井先生も
『4つの器に、ネタを4等分するには、最初に、目分量で、同じくらいづつ入れて、残りを足していけばいいんですよ。器の大きさだって違うし・・・。』
と半ば呆れ気味・・・。

若者層の男性が、ターゲットなら、ヴィジュアル重視の可愛いタレントを使っての手際の悪い料理番組でも、
『かっ~わいい・・・』
でいいのかもしれない・・・が、しかし、忙しい?とされる主婦層向けの料理番組に、あの手際の悪いアシスタントを起用するのって、どうだろう?

作り手の意図がまるでわからない。

単なる人材不足ならば、仕方が無い・・・。
料理番組だしな・・・。

見ていて、イライラするのは、最悪。
テレビ局の制作担当の方は、そういう点もポイントとして捉えていただきたい。

清水ミチコ お楽しみ会 TOUR 2010

2010-05-09 21:04:30 | Weblog
気持ちの良い爽やかな初夏の風。


昨日は、世田谷パブリック・シアターへ。
清水ミチコさんのコンサート(Liveかな?)です。

以前から、行きたいなぁ・・・と思っていたのだけれど、行く機会に恵まれなくて、今回、初Liveという訳です。
チケットもなかなか取れなくて、しかも今回は、3階席の一番後ろ。
センターだけれど、右側が壁になっていて、舞台の右と、スクリーン上部が、死角になってしまい、これで、料金は、1階席と同じか・・・。
しかも、座席床面から椅子まで、かなりの距離があって、怖い・・・空中座席?だし。
この劇場・・・やはり、1階席で見るに限りますわ(私見ですけどね。)

でも、ステージは、最高でした。
いやぁ・・・2時間10分・・・笑いっぱなし。
笑い涙で、メガネは、曇るわ・・・。

押尾・酒井ネタは、もう・・・ホント・・・に、可笑しくて、可笑しくて・・・。
ブラックなネタを、上品に、きれいなお声で、歌っていらして。

こんなに笑ったのは、久しぶりです。

ピアノを弾きながら、歌を歌う方って、あまりいらっしゃらないように思うのだけれど。

五輪真弓さん、小坂明子さん、アイルランドのエンヤさん・・・くらいしか思い浮かばないのだけれど。

一応、お笑い・・・というカテゴリーだと、ご本人もおっしゃっていたけれど、きちんとした音楽教育を受けていないとできないようなステージです。

フジコ・ヘミングさんネタでは、ショパンをご披露。

・・・こういうステージは、基本が出来ていて、初めて、観客の笑いを取れるのだろうし、生半可な技術では、これ程、長くは続けていられないだろうし、あくまで、パロディだけれど、パロディを越えた面白さが清水ミチコさんだと思います。

どらえもん(どういう表記になるのか、思い出せないので、このまま書きます。誤記のさいには、お許しを・・・)の吹替えの大山のぶ代さん、去年お亡くなりになった忌野清四郎さん、最近、無くなられた北林谷江さんと言った低音・男性の声のモノマネ、森山良子さん、矢野顕子さん、真矢みきさんといった高い音域の方まで、マルチな才能を見せて下さいました。

上質のエンターテイメント。


観劇(黒執事)・おまけの記(黒執事には、特に関係ございません)

2010-05-07 21:02:17 | Weblog
昼前から、激しい雨が降ったり止んだり。雷鳴も・・・。

今回の観劇は、車のエンジンをかけて、さて・・・出発ってときに、問題が発生した。

昨日、完璧に充電したはずのウォークマンの電池残量が、ほとんど・・・ない・・・。
充電後、どうやら、本体のスイッチが入ってしまい、電池を消耗する結果になってしまったようだ。
もう、出かけるだけってことで、パソコンは、切ったし、モデムも外したし・・・。
でもな・・・。これないと、一日、辛いよな・・・。
この機種は、もうずっと使っている古いヤツだが、3分3時間充電というのが、唯一の取り得だ。

パソコンを立ち上げ、ウォークマンの充電を始める・・・(最近の機種は、FMトランスミッターに接続するだけで、自動充電してしまうらしいし、今度は、そういう機種が欲しいところである・・・しかも、コレより安価だしな・・・)。

ウォークマン充電のため、電車を1本遅らせてのスタート。

久々の新宿タカシマヤ・タイムズスクエア・・・ここに来るのは、何年ぶりか・・・。
少なくとも3年は、来ていなかったよな・・・。

観劇前の食事に、蕎麦屋・永坂更級・布屋太兵衛を予定していたのだが、どうも勝手が違う。見つからないのである。
仕方が無い・・・時間も迫っていることだし、偶然、視界に入った違う蕎麦屋へ。
その後、目的の永坂更級・布屋太兵衛は、更に上の階に存在することを知った。

案内されたのは、13階からJR線の線路がみえる絶景ビュー・ポイントなお席。
新宿御苑も見える・・・。
走る電車を眺めながら、海老天ざるそばを注文。
(・・・旬野菜天そばと鴨せいろそばとかなり迷ったが、開演が18:00だし、少し重いものの方がいいだろうという判断のもと、海老天ざるに決定・・・)
・・・これが、失敗だった。

運ばれてきたお膳をみて、驚いた。
・・・いや、そば自体、凄くおいしいのだが・・・いかんせん・・・そばの量が少ない。
海老の天ぷら2本。茄子の天ぷら少し、大葉1枚・・・。
山葵は、練り山葵・・・。温い蕎麦湯。これで、1780円って・・・。

自他共に認めるが、私は、かなり小食である。
この小食の私が少ないって言ってるんだから、かなり少ない。
ヨソのひとは、文句言わないのか・・・と思う。

ヴュー・ポイントも料金のうちなのか・・・。

観劇中、空腹に襲われた・・・。
1,780円だして、満腹にならないなんて・・・。

『黒執事 千の魂と堕ちた死神』③ こんな執事を雇いたい?

2010-05-06 21:03:59 | Weblog
夏のような・・・暑さ・・・。

このドラマを見ていて、最初に思い出したのが、今市子さん原作の『百鬼夜行抄』。
死ぬ運命にあるひとの最後の1年をもらい受けて、千本(千年分)の命の花を咲かせるという誓いを立てた妖魔の尼僧の物語・・・。
そういうのあったなぁ・・・。
洋の東西を問わず、『千』という数字には、なにやら、何かを達成するためのハードルとなっているのでしょうか?
ただし、今回のストーリィに関しては、千の魂の動機が、かなり甘く、弱いような気が、しているんですけどね。アランとエリックの相関関係にもうひとつ工夫が欲しいところですが・・・。
因みに、死神にも死期が訪れる・・・病気にも罹るという設定のようですが、こちらは、三島由紀夫氏の『天人五衰(豊饒の海)』を連想させるくだりがあります。

天界にすむ天人にさえも、劫をへだてると、『五衰』の症状が現れ、小の五衰では、まだ、回復の見込みがあるけれども、大の『五衰』が訪れると、もうあとは、死を待つしかない・・・。
自由自在に飛び回る天人が、ひとところに留まり、動くことをやめて、汗を流し、頭上に飾った花は、萎れと・・・いったカンジで。
黒執事に登場する死神・アラン(松本慎也さん)も、天人と同じ、人ではなく、神に属する部類であるにも関わらず、死ぬという現実?を突きつけられる訳で・・・。

なんでも無限ということは、ないのでしょう・・・たぶん・・・

ホントに、何度も書いてしまい、申し訳ないのだけれども、ワタシは、前作も原作も存じ上げないので、想像でしか申し上げられないのだけれども、この黒執事・セバスチャンは、多分、天使と呼ばれる部類で、そして、何かの理由で、悪魔に堕ちた・・・そんなありきたりな堕天使的なストーリーを考えてしまうのは、一重に、松下さんのお美し~いヴィジュアルに影響されている・・・のだと思います。

そして、シエルも何らかの形で、救済していただきたいけれど・・・そう上手くいくかどうか・・・。

悪魔と死神の対立した構図を作り上げてしまっているようなので、ここで、天使とか、神の存在を介入させていいのかどうか・・・。神様は、何もしてくれませんしね・・・。セオリーでは・・・。
闘うさいに、きちんと武器まで用意してあって、まさに、人間の戦闘・・・。ちょっと芸がないような気がしないでもないけれど・・・いいのか・・・ファンタジーだとかフィクションの見せ場の一画としては・・・これもアリなのか・・・。

今後の展開は、原作者の方に任せるとして、悪魔な執事というのは、今まで、存在しなかった訳でもなさそうなんですがね・・・。
悪魔の執事は、いないかもしれませんが、『悪魔』のような執事は、存在してますから。

こんな綺麗な執事なら、資金面に余裕があれば、2、3人は、雇いたいところです。
執事が、3人もいたら、それは、それで、困るか・・・。

・・・でもって、今度は、スタジオ・ライフの倉田淳さんの演出でやりませんかね?こじんまりと・・・。

『黒執事 千の魂と堕ちた死神』② 『Yes,My Lord!』

2010-05-05 21:01:49 | Weblog
曇りがち・・・。連休最終日。

昨日の続きです。

このミュージカルは、去年の続編とのことなので、前作を存じ上げない身にとっては、どうして、少年貴族のシエルが、悪魔・セバスチャンと契約を結ぶことになったのか、設定と因果関係が、よくわからず、イントロで、それらしき場面があるのですが、それは、きちんと原作を読んで、勉強してから出直せ・・・ってことでいいのでしょうか?
初めてのみるお客さんもいると思うので、もうすこし、補足が欲しかったな・・・と思いつつ・・・。

死神対悪魔という・・・なんと申し上げてよいやら、不思議な対立の構図が浮かびあがってきます。

時代は、19世紀イギリス・ヴィクトリア朝ってことですが・・・。

因みに、何度も言いますが、原作を存じ上げないので、よくわからないのですが、死神派遣協会っていうのは、時空を超えている訳ですかね・・・。
なんか、高枝切鋏だとか、電動ノコみたいな現代式の武器だったし???
別にいいのか・・・死神の武器って、大鎌だもんな・・・中世頃までは。
それでも既成の死神とは、相当違うようですし、なんか・・・コレって学園モノですかね???
死神同士も
『先輩』
という敬称で呼ばれておりましたし・・・・。
ホント、不勉強で申し訳ございません。
部外者には、分らない暗黙の了解・・・というものがあるのでしょう・・・たぶん・・・。
この原作が、どういうカ テゴリーに属するのかも知らない訳で・・・少女マンガってことでいいのでしょうか???
・・・と、さまざまな疑問符が付きますが、ストーリー展開は速く、面白い。
時々・・・やらなくてもいいのでは・・・???といったギャグもあったりで・・・無理に笑いを取らなくても、もともとノーブルなスタイルなので、充分だと思うのだけれども・・・。

主演のセバスチャン役・松下優也さんは、とても綺麗な悪魔の執事役。
歌唱力もあって、ヴィジュアルもいいし、スタイルも抜群で、華もある。
次の舞台が楽しみですね・・・。

松下さんに負けない存在感のシエル・ファントムハイヴ役・西井幸人さんは、とても可愛いのだけれど、幼いながら伯爵で、なにやら深く暗い運命を背負った(・・・と思われる)少年を好演。
ほんとうに、お上手。

『Yes,my Lord!』
と言わせることのできる存在感溢れる少年貴族役を見事に演じ切ったようです。

『黒執事 千の魂と堕ちた死神』

2010-05-04 21:06:19 | Weblog
やや曇りがちか・・・・

昨日は、7連休中、唯一のお出掛け・・・。
赤坂ACTシアターへ『黒執事 The most beautiful DATH in the trip world千の魂と堕ちた死神』(サブタイル長すぎ~~)を観劇に。

画像は、『黒執事(以下、サブタイトル略)』のヴィジュアル・チケット。
悪魔と死神ってことなので、タロット・カードをアレンジして、遊んでみました。
悪魔と死神ってなかなか綺麗なヴィジュアルのタロット・カードないのですが、こちらは、幻想的な画風の天野善孝さんデザインのもの・・・なかなか、美しい。

このミュージカルは、公演の予定、チケット発売の予定も知らず、先月、別の劇場でもらったチラシを見てから、
『面白そう・・・。』
と思い、チケット販売会社へアクセスするも、公演真近・・・半月前では、Sold Out状態でした。
唯一、eプラスで、2階席の一番後しか残席がありませんでした。
2階席じゃなぁ・・・と思いつつ、こんなとき、探してみるものですが、余剰チケットの引取り手を探すサイトをあたってみると・・・。
定価で、しかも1階席、センターブロックで、真ん中より前方の列のチケットの掲示が・・・。

そんなこんなで、入手したチケットでした。

しかし、チケット入手後、果たして、私などが観劇してしまって良い公演なのだろうか・・・と、劇場入りするまで、多少、不安だったわけです。
料金も、通常よりは、低く設定してあるようだし、もしかすると若年層向けなのではなかろうか・・・。

出演者が、アイドル系???の可愛いお兄さんばかりのようで、キャピキャピのギャルさま向けの公演なのではないでしょうかね・・・。
場違いだったら・・・困るよな・・・なんて思いながら・・・。
地味で浮いてたら、地味目立ち?だよな・・・。

・・・でも、杞憂だったわけです。

確かに、いつも普通に観劇よりは、コスプレ系の方も多かったようですが、いたって普通。
男性の二人連れやら、ご年配の方(出演者のお身内かな???)など等・・・。

自宅へ帰って、改めてチラシをチェックすると、昨日が、初日でした。
(ぎこちなさがなかった訳ではなかったので・・・もしかすると・・・と思っておりました。一幕開始後、シエルのブーツのファーが取れかかって、歩き難そうだった。見た目も良くないし、多分、マジックテープかなにかの不具合発生???)

シンプルな舞台設定ながら、とても興味深く拝見させていただきました。

明日に続きます。


チケット業界再編成だってさ・・・???

2010-05-02 21:02:47 | Weblog
良いお天気が続く。風さわやか~~~!

久々に、チケットの先着予約をすることになった。
以前、このブログ内でも書いたと思うけれども、最近は、エントリー抽選方式で、期間内にエントリーしておけば、抽選発表で、当落がわかるというシステムになれきっていたせいか、先着順の予約方式は、なんだか、焦ってしまい、オタオタしっぱなし・・・。

パソコンは、アクセスが集中し、混みあっています・・・というメッセージから先に進まない。

携帯って手もあったな・・・。

電話では、どうだろうか・・・。

・・・なんてことで、右往左往して疲れ果ててしまった。

以前は、コレを電話一本でやってたんだよな・・・。
まだ、PC・携帯サイトが無かった頃って・・・。

時代は、変わるものである・・・。

それ程、前評判の高い公演ではないらしく、なんとか、予約は、できたけれども・・・。

エントリー抽選方式の方が、ラクでいいですね。
その分、料金上乗せ・・・ってところもあるのだけれど。
つながらないイライラ解消には、よいアイディアだと思います。
ワタシのように短気な人間には・・・。

不況だ、デフレだ・・・と言われつつ、やはり、人気のある公演には、みなさん殺到するのだろうし、人間には、娯楽は必要なのだ・・・。

・・・なんて事を思っていたら、チケット販売業者とコンビニエンスストアの発券システムの再編成があるらしく、今までと変わってくるようだ。

ぴあは、ファミリーマートを撤退し、セブンイレブンへ?
eプラスは、ファミリーマートでもOKなのか・・・??
ローソンは、ローソンで、変わらず???ってことでしょうかね。

売り手・買い手とそれぞれの事情を胸に、さて、今度は、何を観にいきましょうかね?

風薫る5月

2010-05-01 21:02:28 | Weblog
5月は、爽やかな季節。
誕生石は、エメラルド。
本当に、美しい季節と美しい宝石だと思う。

5月は、新緑の季節だし、エメラルドのグリーンは、若葉を連想させる。

そして・・・。

5月は、風。

花の香りを乗せてくる。
まさに、風が薫カンジだ。

このまま、この乾いた風に吹かれて、どこかへ行きたくなる。

ここじゃない・・・何処かへ。

嫌な現実、煩わしい現実、厭わしい現実・・・。

風に吹かれている間に、どこか遠くへ行きたくなる。

何処へ行きたい?

何処でもいい・・・ここじゃないところなら、何処でもいい・・・。